ヤーコプ・ベルナイスとは? わかりやすく解説

Weblio 辞書 > 固有名詞の種類 > 人名 > 学者・研究者 > 言語学者 > ドイツの言語学者 > ヤーコプ・ベルナイスの意味・解説 

ヤーコプ・ベルナイス

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/12/04 11:14 UTC 版)

父ラビ・イザーク・ベルナイス

ヤーコプ・ベルナイスJakob Bernays, 1824年9月11日 - 1881年5月26日)はドイツの古典言語学者。文学史家ミヒャエル・ベルナイスの兄。

人物

ハンブルクに生まれる。父親のイザーク・ベルナイス Isaac Bernays (1792-1849) は広い文化に親しんだ人であり、ドイツ語シナゴーグの講義を行った最初の正統派ラビであった。1844から1848年まで言語学・文献学の大学であるボン大学フリードリヒ・ゴットリープ・ヴェルカー Friedrich Gottlieb Welckerアルブレヒト・リッチュル Albrecht Ritschl に学んだ。

1853年ブレスラウ・ユダヤ教神学院(ヨーナス・フレンケル学院)の古典文献学の教授となり、そこでテオドール・モムゼンと親しくなる。1866年、リッチュルがライプツィヒへ移ったときに、員外教授、資料管理者長としてボン大学に戻り、死までつとめた。

古典語に関しては独自の研究姿勢を持っており、また文章が優れているといわれる。

著作

  • Die Lebensbeschreibung des ジョゼフ・ジュステュス・スカリジェール J.J. Scaliger (1855)
  • Über das Phokylidische Gesicht (1856)
  • Grundzüge der verlorenen Abhandlungen des Aristoteles über die Wirkung der Tragodie (1857)
  • Die Chronik des Sulpicius Severus (1861)
  • Die Dialoge des Aristoteles (im Verhältniss zu seinen übrigen Werken) (1863)
  • Theophrastos' Schrift über Frömmigkeit (1866)
  • Die Heraklitischen Briefe (1869)
  • Lucian und die Cyniker(Kyniker) (1879)
  • Zwei Abhandlungen über die Aristotelische Theorie des Dramas (1880).
  • Phokion (1881)

参考文献





固有名詞の分類


英和和英テキスト翻訳>> Weblio翻訳
英語⇒日本語日本語⇒英語
  

辞書ショートカット

すべての辞書の索引

「ヤーコプ・ベルナイス」の関連用語

ヤーコプ・ベルナイスのお隣キーワード
検索ランキング

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   



ヤーコプ・ベルナイスのページの著作権
Weblio 辞書 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

   
ウィキペディアウィキペディア
All text is available under the terms of the GNU Free Documentation License.
この記事は、ウィキペディアのヤーコプ・ベルナイス (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。 Weblio辞書に掲載されているウィキペディアの記事も、全てGNU Free Documentation Licenseの元に提供されております。

©2025 GRAS Group, Inc.RSS