メタ圏とは? わかりやすく解説

Weblio 辞書 > 辞書・百科事典 > 百科事典 > メタ圏の意味・解説 

メタ圏

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2010/05/27 13:39 UTC 版)

メタ圏(メタけん、英語: metacategory)とは、集合論を用いない公理的のことである。

定義

  • 対象 a, b, c, ...、 f, g, h, ... と、各射 f に割り当てられたドメイン a = dom f, 各射 f に割り当てられたコドメイン b = cod f のような演算の集まりをメタグラフと呼ぶ。メタグラフは f: ab のように簡単に示すことが出来る。
  • メタ圏とはメタグラフに次の二つの演算を加えたものである。
    • 恒等射 ida = 1a: aa
    • 合成射 gf: dom f → cod g

参考文献

  • Mac Lane, Saunders (1998), Categories for the Working Mathematician (2nd ed.). New York: Springer-Verlag.



英和和英テキスト翻訳>> Weblio翻訳
英語⇒日本語日本語⇒英語
  

辞書ショートカット

すべての辞書の索引

メタ圏のお隣キーワード
検索ランキング

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   



メタ圏のページの著作権
Weblio 辞書 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

   
ウィキペディアウィキペディア
All text is available under the terms of the GNU Free Documentation License.
この記事は、ウィキペディアのメタ圏 (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。 Weblio辞書に掲載されているウィキペディアの記事も、全てGNU Free Documentation Licenseの元に提供されております。

©2025 GRAS Group, Inc.RSS