マールブルク旧植物園とは? わかりやすく解説

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マールブルク旧植物園

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2017/03/08 17:00 UTC 版)

マールブルク旧植物園(Alter Botanischer Garten Marburg またはピルグリムシュタイン旧植物園(Alter Botanischer Garten am Pilgrimstein)は1977年まで、マールブルク大学植物園として運営されていたドイツの樹木園植物園である。3.6ヘクタールの広さを持つ。マールブルクのピルグリムシュタインにある。

歴史

マールブルクに最初に植物園が作られたのは、ドイツ植物学の創始者の一人とされる16世紀初めの学者、エウリキウス・コルドゥス(Euricius Cordus:1486-1535)が個人の植物園を開いたのに始まるとされる。1786年にマールブルク大学の教授となったコンラート・メンヒによって聖エリザベート教会近くに、医学教育のための植物園が作られた。

フランス革命後、ジェローム・ボナパルトヴェストファーレン王国の国王になると、1810年にドイツ騎士団の土地を収用し、大学に寄付し、現在の旧植物園の場所に植物園が作られた。メンヒの後継者であるゲオルク・ヴェンデロートイギリス式庭園と科学教育目的の植物園を作り上げた。1861年にヴィガント(Albert Wigand)が園長となり、造園家のペーター・ヨセフ・レンネグフタフ・マイヤーの造園学校の施設にした。

1977年に大学の植物園の機能は新植物園(Neuer Botanischer Garten Marburg)に移された。現在もマールブルク大学が所有しているが、公園として使用されている。旧植物研究所は、大学のゲストハウスになっている。

植物園の画像

参考文献

座標: 北緯50度48分45秒 東経8度46分21秒 / 北緯50.8124度 東経8.7724度 / 50.8124; 8.7724




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