ボブ・ドブキン
出典: フリー百科事典『ウィキペディア（Wikipedia）』 (2022/12/07 06:49 UTC 版)
| ロバート C. ドブキン Bob Dobkin |
|
|---|---|
| 生誕 | 1943年 アメリカ合衆国ペンシルベニア州フィラデルフィア |
| 国籍 | アメリカ合衆国 |
| 職業 | 電子技術者 |
| 著名な実績 | アナログ集積回路の設計 アナログ集積回路設計企業を設立 |
ロバート C. ドブキン（Robert C. Dobkin、1943年 - ）は米国フィラデルフィア生まれの電子技術者、リニアテクノロジ社の共同創業者、アナログ集積回路のベテラン設計者である。
経歴
マサチューセッツ工科大学（MIT）で学んだが学位は取得しなかった。GEリエントリー・システムズなどを経て、マサチューセッツのフィルブリック ネクサス社でボブ・ピースとともに集積回路（IC）開発に従事[1]。1969年1月、ナショナル セミコンダクター（NSC）に入社。1981年7月、NSCの先端回路開発ディレクターを辞し、同年、ロバート・H・スワンソンと共同でリニアテクノロジー社を設立した。2016年のアナログ・デバイセズ社による買収までリニアテクノロジ社の最高技術責任者を務め続けた[2]。 2013年3月20日より、Spectra7 Microsystems社の取締役に就任している[3]。
ドブキンは、アナログ回路の分野で100以上の特許を保有している[4]。
設計した製品
- LM118 最初の高速オペアンプ。
- LM199 電圧基準ツェナーダイオード。改良後継品はLTZ1000。
- LM317 最初の可変型三端子レギュレータ。
- LT1083 最初の低ドロップアウト（LDO）三端子レギュレータ。
- LT3080低ドロップアウト（LDO）三端子レギュレータ。
脚注
- ^ “Bob Dobkin Analog Interview（YouTube_ LinearTechnologyチャンネル）”. LinearTechnology. 2022年12月4日閲覧。
- ^ “Linear Technology Corporation /CA/ - Form 10-K”. Internet FAQ Consortium (2010年8月19日). 2022年12月3日閲覧。（WayBack Machine Archive）
- ^ “Executive Profile: Robert C. Dobkin”. Bloomberg Business Week. 2022年12月3日閲覧。
- ^ “Bob Dobkin and Jim Williams 960-page book of app notes”. Electronics Design Network. 2022年12月3日閲覧。
外部リンク
- ボブ・ドブキンのページへのリンク
