ペイレーネーの泉
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/03/25 06:26 UTC 版)
ゼウスがアイギーナを誘拐したとき、シーシュポスはアイギーナの父親である河神アーソーポスに行方を教えたとされる。シーシュポスは、娘を捜してコリントスまでやって来たアーソーポスに、「コリントスの城(アクロコリントス)に水の涸れない泉を作ってくれたら、アイギーナのことを教える」と持ちかけた。アーソーポスがペイレーネーの泉を湧き出させたので、シーシュポスは、ゼウスとアイギーナの居所を告げた(このときゼウスが恐れて岩に姿を変え、アーソーポスをやり過ごしたことは、アイアコスの項を参照のこと)。 ペイレーネーの泉は、後にベレロポーンがペーガソスを馴らした場所として知られる。
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