ファウストゥス・コルネリウス・スッラ・ルクッルス
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/05/09 20:22 UTC 版)
ナビゲーションに移動 検索に移動ファウストゥス・コルネリウス・スッラ・ルクッルス(Faustus Cornelius Sulla Lucullus III)は、ユリウス=クラウディウス朝時代の元老院議員。父はルキウス・コルネリウス・スッラ・ファウストゥス、母はアエミリア・レピダ。紀元前1世紀に活躍した終身独裁官ルキウス・コルネリウス・スッラの玄孫にあたる。彼と兄弟のルキウス・コルネリウス・スッラ・マグヌスはティベリウス時代に元老院に在籍していた。
21年にファウストゥスはドミティア・レピダと結婚する。妻の系譜は母大アントニアを通じてユリウス氏族、そしてマルクス・アントニウスに通じるものであった。妻は再婚のため娘(のちのメッサリナ)が一人いたが、ファウストゥスとの結婚により息子が一人生まれた。息子はのちにファウストゥス・コルネリウス・スッラ・フェリクスと名乗り、クラウディウスの治世では帝位後継者と目されるようになる。
40年に没したが、死因は不明である。
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