ピーテル・プルビュス
出典: フリー百科事典『ウィキペディア（Wikipedia）』 (2022/03/16 22:27 UTC 版)
ナビゲーションに移動 検索に移動| ピーテル・プルビュス Pieter Pourbus |
|
|---|---|
プルビュス作「受胎告知」(1552) 、ブルッヘ聖母教会 (蔵)
|
|
| 生誕 | 1523年ころ ゴーダ |
| 死没 | 1584年1月30日 ブルッヘ |
ピーテル・プルビュス（Pieter Jansz. Pourbus、姓は Poerbus または Poerbusseとも、1523年ころ - 1584年1月30日）は、フランドルの画家である。宗教画や肖像画で知られる[1]。測量士、地図製作者でもあった。
略歴
ゴーダで生まれた。画家としての訓練をどこで受けたかは知られていないが、1540年ころにはブルッヘで働くようになり、ブルッヘの有力な画家ランスロット・ブロンデル(Lanceloot Blondeel: 1496-1561)の弟子になったとされる[2]。1543年にブルッヘの画家組合のメンバーになり、同じころの師匠ブロンデルの娘と結婚した。
ブロンデルとプルビュスはマニエリスムのスタイルの画家で、宗教画や肖像画を描いた。代表作にはグルーニング美術館に収蔵されている『最後の審判』(1551年)などがある。地図製作者および測量士としても働きブリュージュおよび周辺の地図も制作した。
息子のフランス・プルビュス(Frans Pourbus de Oudere:1545-1581)、孫のフランス・プルビュス(Frans Pourbus de Jongere:1569-1622)を教え、2人は優れた肖像画家になった。
作品
-
『最後の審判』(1551年)
-
Francois Van der Straetenの肖像
-
Magdalena
-
貴婦人の肖像画
-
最後の晩餐
-
真実の愛の寓意
-
ブリュージュの地図
脚注
- ^ Pieter Pourbus at the Netherlands Institute for Art History (オランダ語)
- ^ Abels, in: de Beyer & de Fauw (2018), page 34
参考文献
- Paul HUVENNE, Pieter Pourbus 1524-1584, Gemeentekrediet, Brugge, 1984, 335 blz.
- Maximiliaan P. J. MARTENS en Paul HUVENNE (olv), Van Memling tot Pourbus. Brugge en de Renaissance", 2 delen. Ludion/Stichting Kunstboek, Brugge/Gent, 1998, 320 blz (dl. 1) en 256 blz (dl.2).
- Vergeten meesters. Pieter Pourbus en de Brugse schilderkunst 1525-1625, Catalogus, Snoeck Publishers, 2017.
- Hanna DE VOS, Pieter Pourbus en de vergeten meesters, in: Brugge die Scone, 2017.
- Paul ABELS [et al.], Pieter Pourbus. Meester-schilder uit Gouda/Master painter of Gouda, Gouda, 2018.
- ピーテル・プルビュスのページへのリンク
