パピルス新人賞とは? わかりやすく解説

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パピルス新人賞

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/01/08 07:05 UTC 版)

パピルス新人賞(パピルスしんじんしょう)は、幻冬舎の雑誌『papyrus』(パピルス)で募集されていた新人文学賞。2007年から2011年まで、ジャンルを問わず、未発表の長編小説を募集した。

応募者は新人限定。募集する作品の内容については、「条件は、今、この時代に読まれる必然性を備えていること」、「従来の方法論に捕われない自由な発想によって描かれた、ひたすら“面白い”作品」とされていた[1]。受賞者には正賞の万年筆と副賞の100万円が贈られた。

選考委員

受賞作リスト

第1回 (2007年)

  • 久保寺健彦 『みなさん、さようなら』(2007年11月刊)

第2回 (2008年)

  • 特別賞:芹澤桂 『ファディダディ・ストーカーズ』(2010年4月刊)

第3回 (2009年)

  • 宙目ケン(ゆま けん) 『カミナリラヴァー』(2010年10月刊) - 受賞時タイトル『Ray After Lover』
  • 特別賞:森田裕之 『犬たちの憂鬱』(2010年10月刊) - 受賞時タイトル『無粋なやつら』

第4回 (2010年)

  • 特別賞:片島麦子 『ウツボの森の少女』(未刊行)

第5回 (2011年)

  • 特別賞:三岡雅晃 『空白を歌え』(未刊行)

脚注

  1. ^ 第1回受賞作、久保寺健彦『みなさん、さようなら』(幻冬舎、2007年)の巻末に掲載された第2回パピルス新人賞募集要項より

関連項目

外部リンク




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