バートン旋回水路橋とは? わかりやすく解説

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バートン旋回水路橋

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/05/16 01:00 UTC 版)

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バートン旋回水路橋
橋が元の位置にある状態
基本情報
イギリス
所在地 バートン・アポン・アーウェル英語版
交差物件 マンチェスター船舶運河英語版
用途 水路橋ブリッジウォーター運河英語版
設計者 サー・エドワード・リーダー・ウィリアムズ英語版
竣工 1893年
開通 1894年
座標 北緯53度28分29秒 西経2度21分08秒 / 北緯53.4748度 西経2.3521度 / 53.4748; -2.3521座標: 北緯53度28分29秒 西経2度21分08秒 / 北緯53.4748度 西経2.3521度 / 53.4748; -2.3521
構造諸元
形式 旋回橋 (2径間、中央軸)
全長 101 m
地図
関連項目
橋の一覧 - 各国の橋 - 橋の形式
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バートン旋回水路橋イギリスマンチェスターにある可動式の水路橋である。 この橋によりブリッジウォーター運河がマンチェスター船舶運河を越える。旋回することにより、船舶運河の大きな船が橋の下を通過することができ、小さなナロウボートは橋の上を通過することができる。この水路橋は、世界で最初の、そして唯一の旋回水路橋であり、グレード II*の指定建造物である[1]。この橋はビクトリア時代の土木技術の重要な偉業であると考えられている[1][2]

歴史

以前の水路橋

この橋が作られる以前、ブリッジウォーター運河は1761年に完成した石造りの水路橋でア-ウェル川を横断していた。マンチェスター船舶運河の建設により、新しい運河を利用する船は高すぎるためこの水路橋を通過できなくなった。そこで、1890年に代替の橋の工事が開始され1894年に開通した。それ以降、定期的に使用されている[3]

動作

左がバートン旋回水路橋、右がバートン旋回道路橋。

マンチェスター船舶運河の中にある島に設置された軸を中心として、橋が旋回する。当初、ブリッジウォーター運河の水面上 2.7 m の位置に曳船道が吊るされていたが、現在は取り外されている。

出典

  1. ^ a b Barton Swing Aqueduct”. Images of England. 2008年9月29日時点のオリジナルよりアーカイブ。2008年1月20日閲覧。
  2. ^ “Facts and Figures”, Manchester Ship Canal, オリジナルの5 November 2007時点におけるアーカイブ。, https://web.archive.org/web/20071105151649/http://clydeport.co.uk/index.php?site_id=6&page_id=381 2007年10月1日閲覧。 
  3. ^ Barton Swing Aqueduct”. Engineering Timelines. 2017年1月28日閲覧。

参考文献

外部リンク




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