ヌプビ語とは? わかりやすく解説

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ヌプビ語

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2016/05/27 02:31 UTC 版)

ヌプビ語ワイリー方式nupba'i kha)は、シナ・チベット語族チベット・ビルマ語派に属する言語である。ヌプビカとも呼ばれる。一方で、ヌプビカ語と呼ばれることもあるが、ゾンカ語同様に「カ」は「言語」をあらわす。ヌプビ語の「ヌプビ」とは「西の」という意味である。ブータン中部で話されている[2]。ヌプビ語は歴史的に近接するブータン中部や東部の言語のブムタン語クルテプ語ケン語と密接な関わりを持っており、これらの言語はブムタン諸語と考えることもできる。ニェン語もブムタン諸語と関係しているが少し関係性が薄くなり、オレ語とは遠縁といえるのみである[3][4][5]


  1. ^ Nupbikha at Ethnologue (18th ed., 2015)
  2. ^ Lewis, M. Paul, ed (2009). Nupbikha (16 (online) ed.). ダラス: SIL International. http://www.ethnologue.com/show_language.asp?code=npb 2011年9月26日閲覧。. 
  3. ^ Schicklgruber, Christian (1998). Françoise Pommaret-Imaeda. ed. Bhutan: Mountain Fortress of the Gods. Shambhala. pp. 50, 53. http://books.google.com/books?id=8Q1uAAAAMAAJ. 
  4. ^ ヴァン・ドリーム, ジョージ (2007). “Endangered Languages of Bhutan and Sikkim: East Bodish Languages”. In Moseley, Christopher. Encyclopedia of the World's Endangered Languages. Routledge. p. 295. ISBN 0-7007-1197-X. http://books.google.com/books?id=6LoNl7ZRO70C. 
  5. ^ ヴァン・ドリーム, ジョージ (2007). Matthias Brenzinger. ed. Language diversity endangered. Trends in linguistics: Studies and monographs, Mouton Reader. 181. Walter de Gruyter. p. 312. ISBN 3-11-017050-7. http://books.google.com/books?id=6p6b5GQ4Q4YC. 


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