ディスコーン・アンテナ
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2018/06/14 00:29 UTC 版)
Jump to navigation Jump to searchディスコーン・アンテナ(英語: discone antenna)は、有限長バイコニカル・アンテナの上半分の円錐の開き角
概要
ディスコーン・アンテナは円盤(disc)と円錐(cone)から構成される板状アンテナで、ディスコーン(discone)の名はそれらを合成したものである。通常、円錐の内部から同軸ケーブルで円盤に給電する。円錐の長さは、最低使用周波数の 1/4 波長以上にするのが一般的である。このとき、入力インピーダンス特性は周波数の比で 8 倍以上の超広帯域特性となる。
指向特性は、図の鉛直方向まわりに無指向性であり、垂直偏波のアンテナとして使用されることが多い。高い周波数では、主ビームの方向が水平より上を向く。
設計法
設計の基準として、使用最低周波数を
関連項目
- ダイポール・アンテナ
- バイコニカル・アンテナ
- スーパーターンスタイルアンテナ(バイコニカルアンテナの二次元型、別名ボウタイ・アンテナ(en:Bow-tie antenna))
参考文献
- 電子情報通信学会 「4章 線状・板状アンテナ」『アンテナ工学ハンドブック』 オーム社出版局、東京都千代田区、2008年7月25日、第2版、186~187ページ(日本語)。ISBN 978-4-274-20544-6。
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