チェサピーク・アンド・オハイオ鉄道H8形蒸気機関車
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チェサピーク・アンド・オハイオ鉄道H8形蒸気機関車とはチェサピーク・アンド・オハイオ鉄道で運行されたシンプル・アーティキュレーテッド(シンプルマレーとも[脚注 5]。)の一形式で(複式)マレー式機関車に似た外観ではあるが、狭義のマレー式(複式)とは異なり、前後のシリンダーに等圧の蒸気を入れる単式機関を使用する。
- ^ 『世界鉄道百科事典』p.197では「全重量498.3t」としている。
- ^ 『世界鉄道百科事典』p.197では「12.4m2」としている。
- ^ 74㎞/h時は通常の運行速度ではなく、運炭列車牽引時は時速30~45㎞/hほどなので通常は7500馬力は出せず5000~6000馬力程度。((齋藤2007)p.397-398)
『世界鉄道百科事典』p.197では「8000馬力」としている。 - ^ 『世界鉄道百科事典』p.197では「49970㎏」としている。
- ^ 日本以外でもこの呼称は使用され、例として『世界鉄道百科事典』(著者はイギリス人)のp.50の項に「後にマレー式と名乗る大型機関車が複式ではなく単式になったのは~」という記述がある。((ロス2007)p.50「マレー式 0-4-4-0(BB)タンク機関車」)
- ^ このテキサス機関車の牽引力はブースターを使用する低速域で49tあり、シンプルマレーより強力だった。
- ^ 最終的に完成したH-8型はボイラー直径が最大で2.77mもある太いものになった。なお巨大機関車で有名なビッグボーイ(ユニオン・パシフィック鉄道4000形蒸気機関車)のボイラーは最大直径2.41m。((齋藤2007)p.397)
- ^ Smoke-consumer、火室側面についているパイプ。
- ^ これはアレゲニーに限らずアメリカでは普通。
- ^ 炭鉱のあるラッセルからエリー湖畔へ北に向かう最初の難所。
- ^ Henry Ford Museum
- ^ The B&O Railroad Museum
- ^ a b c d e f g h (松本2006)p.14-16
- ^ a b c d e (松本2006)p.11
- ^ a b c d (齋藤2007)p.397-398
- ^ a b c d e 『世界鉄道百科事典』p.197
- ^ (齋藤2007)p.396-397
- ^ (齋藤2007)p.397-398
- ^ (松本2006)p.5
- 1 チェサピーク・アンド・オハイオ鉄道H8形蒸気機関車とは
- 2 チェサピーク・アンド・オハイオ鉄道H8形蒸気機関車の概要
- 3 保存
- 4 外部リンク
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