ジョージ・ハーバート_(第2代ポウィス伯爵)

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ジョージ・ハーバート (第2代ポウィス伯爵)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア（Wikipedia）』 (2023/02/15 04:39 UTC 版)

ポンペオ・バトーニによる肖像画、1776年。

第2代ポウィス伯爵ジョージ・エドワード・ヘンリー・アーサー・ハーバート（英語: George Edward Henry Arthur Herbert, 2nd Earl of Powis、1755年7月7日 – 1801年1月16日）は、グレートブリテン貴族。1772年までラッドロー子爵の儀礼称号を使用した^[1]。

生涯

初代ポウィス伯爵ヘンリー・ハーバート（英語版）と妻バーバラ（英語版）（旧姓ハーバート、1735年6月21日 – 1786年ごろ、エドワード・ハーバート卿の娘）の息子として、1755年7月7日にフィンチリーで生まれ、8日に同地で洗礼を受けた^[1]。1768年から1772年までイートン・カレッジで教育を受け^[2]、1772年9月10日に父が死去すると、ポウィス伯爵位を継承した^[1]。1773年2月18日にケンブリッジ大学セント・ジョンズ・カレッジに入学、1775年にM.A.の学位を修得した^[3]。

1776年11月5日にモンゴメリーシャー統監（英語版）に^[4]、1798年3月31日にシュロップシャー統監（英語版）に任命され^[5]、いずれも1801年に死去するまで務めた^[6]。1778年4月にモンゴメリーシャー民兵隊隊長に任命され^[7]、1798年4月にシュロップシャー民兵隊隊長に転じた^[8]。

1801年1月16日に生涯未婚のままアルベマール・ストリート（英語版）で死去、爵位はすべて廃絶した^[1]。遺産は妹ヘンリエッタ・アントニア（英語版）が継承した^[1]。

出典

1. ^ ^{a b c d e} Cokayne, George Edward, ed. (1895). Complete peerage of England, Scotland, Ireland, Great Britain and the United Kingdom, extant, extinct or dormant (N to R) (英語). 6 (1st ed.). London: George Bell & Sons. p. 297.
2. ^ Austen-Leigh, Richard Arthur, ed. (1921). The Eton College Register, 1753-1790 (英語). Spottiswoode, Ballantyne & Co. p. 344.
3. ^ "Powis, George Edward Henry Arthur Herbert, Earl of. (PWS773GE)". A Cambridge Alumni Database (英語). University of Cambridge.
4. ^ "No. 11716". The London Gazette (英語). 5 November 1776. pp. 1–2.
5. ^ "No. 15002". The London Gazette (英語). 27 March 1798. p. 263.
6. ^ Sainty, John Christopher (1979). List of Lieutenants of Counties of England and Wales 1660–1974 (英語). London: Swift Printers (Sales).
7. ^ "No. 11871". The London Gazette (英語). 2 May 1778. p. 3.
8. ^ "No. 15031". The London Gazette (英語). 16 June 1798. p. 538.

名誉職
先代 ハートフォード伯爵	モンゴメリーシャー統監（英語版） 1776年 – 1801年	空位 次代の在位者 ポウィス伯爵（英語版）
先代 クライヴ男爵（英語版）	シュロップシャー統監（英語版） 1798年 – 1801年
グレートブリテンの爵位
先代 ヘンリー・ハーバート（英語版）	ポウィス伯爵 第2期 1772年 – 1801年	廃絶