ジョセフ・リーソン (第2代ミルタウン伯爵)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア（Wikipedia）』 (2023/02/15 04:46 UTC 版)
ポンペオ・バトーニによる肖像画、1751年作。
第2代ミルタウン伯爵ジョセフ・リーソン（英語: Joseph Leeson, 2nd Earl of Milltown、1730年 – 1801年11月27日）は、アイルランド王国の政治家、貴族。1763年から1783年までラスバラ子爵の儀礼称号を使用した[1]。
生涯
初代ミルタウン伯爵ジョセフ・リーソンと1人目の妻セシリア・リー（Cecilia Leigh、1737年11月29日没、フランシス・リーの娘）の息子として、1730年に生まれた[1]。12歳のときよりイートン・カレッジで教育を受けた後、父とともにグランドツアーに出て、1751年にはイタリアでポンペオ・バトーニによる肖像画が描かれた[2]。
1757年から1760年までトマスタウン選挙区の代表としてアイルランド庶民院議員を務めた[3]。
1783年10月2日に父が死去すると、ミルタウン伯爵位を継承した[1]。
1801年11月27日に生涯未婚のまま死去、12月5日にピカデリーの聖ジェームズ教会に埋葬された[1]。同母弟ブライスが爵位を継承した[1]。
私生活
生涯未婚だったが、ペグ・プランケットと愛人関係になったとされる[2]。
出典
- ^ a b c d e Cokayne, George Edward, ed. (1893). Complete peerage of England, Scotland, Ireland, Great Britain and the United Kingdom, extant, extinct or dormant (L to M) (英語). 5 (1st ed.). London: George Bell & Sons. pp. 316–317.
- ^ a b Peakman, Julie (2015). Peg Plunkett: Memoirs of a Whore (英語). Quercus Publishing. ISBN 978-1-78429-103-7。
- ^ "Biographies of Members of the Irish Parliament 1692-1800". Ulster Historical Foundation (英語). 2020年4月6日閲覧。
| アイルランド議会 | ||
|---|---|---|
| 先代 レッドモンド・モレス ニコラス・エイルワード |
庶民院議員（トマスタウン選挙区選出） 1757年 – 1760年 同職：レッドモンド・モレス |
次代 アレクサンダー・マコーリー トマス・エア |
| アイルランドの爵位 | ||
| 先代 ジョセフ・リーソン |
ミルタウン伯爵 1783年 – 1801年 |
次代 ブライス・リーソン |
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