サドル麻酔
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2019/09/28 03:27 UTC 版)
脊髄くも膜下麻酔の1つで、麻酔域を仙骨神経領域に限定する方法である。サドルブロックとも呼ばれ、肛門周囲や会陰部の手術が適応となる。自転車のサドルが当たる範囲が麻痺するため、このような名前が付いたとされる。麻酔方法としては、座位で穿刺し、高比重液を1mL程度注入し、そのまま座位を保つ。麻酔域の固定後、手術体位をとる。麻酔域が仙骨領域のみであるため、血圧低下はほとんど起こらない。
※この「サドル麻酔」の解説は、「脊髄くも膜下麻酔」の解説の一部です。
「サドル麻酔」を含む「脊髄くも膜下麻酔」の記事については、「脊髄くも膜下麻酔」の概要を参照ください。
- サドル麻酔のページへのリンク