コルグ・WAVESTATIONシリーズとは? わかりやすく解説

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コルグ・WAVESTATIONシリーズ

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/11 23:33 UTC 版)

WAVESTATION(ウェーブステーション)はかつてコルグ製造販売したシンセサイザーの型番・商品名である。


注釈

  1. ^ ループ開始ステップから終了ステップまでを1ループと定義した場合のループ回数のことであり、個々のPCMサンプル内のループのことではない。
  2. ^ タイプはローパスのみ、カーブは24dB/Octのみ、レゾナンス機能は無い。ただしLegacy Collection Digital Edition内の同シンセのVersion1.6ではレゾナンス機能が搭載された。
  3. ^ a b Mシリーズ・TシリーズではVDF(Variable Digital Filter)・VDA(Variable Digital Amp)と呼称しているが、本機ではそういった呼称は無く、単に「FILTER」・「AMP」と画面に表示される。
  4. ^ LFOはオシレータごとに2つ搭載されており、そのモジュレーション元は実に豊富に用意されている。例えばLFO1のモジュレーション元にLFO2やMIDIの汎用コントローラなどを指定できる。
  5. ^ キー・ゾーンやベロシティー・ゾーンをそれぞれ設定することも可能。
  6. ^ 内部でデジタルサンプリングされる。
  7. ^ 例えば、オシレータ2基の内容にこの外部入力2本をそれぞれ指定し、後段にあるパンポットの指定でそれぞれを右端と左端に設定し、この入力端子2つにステレオサウンドを出力してやれば、ステレオの外部サウンドを処理できる、という使い方ができる。
  8. ^ 基本的にはデジタル変換された入力音声を無加工で聴く機能であるが、内蔵のエフェクトを通すことは可能である。
  9. ^ Version1.5では以下のROMカードの内容が追加された。WSC-1S <PIANO>, WSC-2S <DRUMS & PERCUSSION>, WSC-3S <SYNTH & TIME SLICE>, PSC-1S <DANCE>, PSC-2S <SYNTH DESIGN>, PSC-3S <ETHNIC>。

出典



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WAVESTATION1990年6月発売。鍵盤数は61。32基のデジタル・オシレータ、32基のデジタル・フィルター、64基のエンベロープ・ジェネレータ、64基のLFO、47種のステレオ・マルチ・エフェクト2基搭載。WAVESTATION A/D1991年6月発売。2Uフルラックサイズ音源モジュール。上述のWAVESTATIONから鍵盤を取り除き、代わりにアナログ入力機能の追加、新たにPCMサンプル119波形の追加、ボコーダーなど8エフェクトの追加を施したモデル。また、ユーザ変更可能な音色バンクが1つ追加され、アナログ入力を用いたプリセット音色が工場出荷時にはここに書き込まれている。このモノラル仕様のアナログ入力端子は2本装備しており、オシレータのPCM波形選択項目にこの2つが新たに追加されているので、これを選択する形で使用する。あくまでオシレータにアナログ入力が選択できるというまでであり、一般的なサンプラーのように「デジタル変換された内容をまずはメモリに蓄え、時間差でそれらを後で指定して再生する」といったことはできない。また、この外部入力のモニター機能が追加されており、これと内蔵エフェクトのボコーダーを用いれば、単体でボコーダーとして利用可能である。ただし実際には音質はかなり悪く、評価の高い専用機のボコーダーの質には遠く及ばない。当時の定価は210,000円。WAVESTATION EX
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