グルシコフ法とは? わかりやすく解説

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グルシコフ法

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2025/02/02 02:14 UTC 版)

グルシコフ法: Glushkov's construction algorithm)、またはベリー・セティ法: Berry-Sethi algorithm)とは、理論計算機科学において正規表現を等価なNFAに変換するアルゴリズムの一つである。

名称は1961年にこのアルゴリズムを提唱したヴィクトル・グルシコフが由来である。

アルゴリズムの解説

対象の正規表現をまず構文木として書き出す。この構文木の節は正規表現の諸規則に従い(正規表現同士の結合推移閉包和集合はまた正規表現)、葉は入力文字セットの要素、つまり文字列を構成する文字を表す。以下の変換ステップはこの構文木に基づいて行われる。

構文木の根から下にある節や葉へと動く点を仮定すると、対象の正規表現が表す文字列が逐次的に生成される。この仮定された点に基づいて、有限オートマトンを構築する。このアルゴリズムの時間計算量




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