クレイグ逆方位図法とは? わかりやすく解説

Weblio 辞書 > 辞書・百科事典 > 百科事典 > クレイグ逆方位図法の意味・解説 

クレイグ逆方位図法

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/12/30 00:22 UTC 版)

ナビゲーションに移動 検索に移動
メッカを中心とするクレイグ逆方位図法
単射性が崩れる所まで描いたクレイグ逆方位図法

クレイグ逆方位図法は、地図投影法の一種。「メッカ図法」と呼ばれる事もある。メッカを図法の中心とすれば、地図上のどの点からでもキブラ(メッカへ礼拝する方角)がすぐに分かるからである。ジェイムス・アイルランド・クレイグ英語版が1909年エジプト赴任中に考案した。

中心点を緯度 、経度 をするとき、緯度 、経度 の地点は地図上で

になる。ただし のときは

とする(角度の単位がラジアンの場合)。

経線が等間隔の平行線であり、発想としては円筒図法を目的のために変形したものである。しかし翌年にハンメル逆方位図法が考案されるなど逆方位図法が研究され、この図法の目的も方位に関心があるため、擬方位図法とされることが多い。

脚注

参考文献




英和和英テキスト翻訳>> Weblio翻訳
英語⇒日本語日本語⇒英語
  

辞書ショートカット

すべての辞書の索引

「クレイグ逆方位図法」の関連用語

クレイグ逆方位図法のお隣キーワード
検索ランキング

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   



クレイグ逆方位図法のページの著作権
Weblio 辞書 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

   
ウィキペディアウィキペディア
All text is available under the terms of the GNU Free Documentation License.
この記事は、ウィキペディアのクレイグ逆方位図法 (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。 Weblio辞書に掲載されているウィキペディアの記事も、全てGNU Free Documentation Licenseの元に提供されております。

©2025 GRAS Group, Inc.RSS