クルゼイロ航空109便墜落事故とは? わかりやすく解説

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クルゼイロ航空109便墜落事故

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/02/10 02:14 UTC 版)

クルゼイロ航空 109便
同型機のカラベル
事故の概要
日付 1973年6月1日
概要 着陸復行中の失速
現場 ブラジルマーシャル・クーニャ・マシャド国際空港英語版
乗客数 16
乗員数 7
負傷者数 0
死者数 23(全員)
生存者数 0
機種 シュド・カラベル VI-N
運用者 クルゼイロ航空
機体記号 PP-PDX
出発地 ヴァウ・デ・カンス国際空港
目的地 マーシャル・クーニャ・マシャド国際空港英語版
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クルゼイロ航空109便墜落事故(クルゼイロこうくう109びんついらくじこ)は、1973年6月1日に発生した航空事故である。ヴァウ・デ・カンス国際空港からマーシャル・クーニャ・マシャド国際空港英語版へと向かっていたクルゼイロ航空109便(シュド・カラベル VI-N)が着陸復行中に墜落し、乗員乗客23人全員が死亡した[1][2]

事故機

事故機のシュド・カラベル VI-N(PP-PDX)は製造番号126として製造され、1962年7月18日に初飛行した機体であった[1]

事故の経緯

109便はベレンヴァウ・デ・カンス国際空港を午前6時30分に離陸し、マーシャル・クーニャ・マシャド国際空港英語版へと向かった。50分後に同空港へと着陸を試みた際、視界が良好であったにもかかわらず機長は計器着陸を選択した。

その後、最終進入中に高度約90mの地点でランディングギアが降ろされた状態のまま着陸復行が開始されたが、突然109便は極端な機首上げの姿勢となって失速し、滑走路の右側760mの地点に墜落、爆発した。この事故で乗員乗客23人全員が死亡した[1][3]

事故調査

事故調査の結果、109便が墜落する時点で第1エンジンが停止していたことが判明した[1]

脚注

  1. ^ a b c d 事故詳細 - Aviation Safety Network
  2. ^ DESASTRES AÉREOS - ACIDENTES BRASIL EM 1973”. www.desastresaereos.net. 2023年8月15日閲覧。
  3. ^ SILVA, Carlos Ari César Germano da. O rastro da bruxa: história da aviação comercial brasileira no século XX através de seus acidentes - 1928-1966. Porto Alegre. EDIPUCRS, 2008. p. 279-284



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