カール・ウィリアムスとは? わかりやすく解説

カール・ウィリアムス

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/11/16 03:40 UTC 版)

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カール・“トゥルース”・ウィリアムス(Carl Williams、1959年11月11日 - )は、アメリカ合衆国フロリダ州ベルグラード出身のプロボクサー。身長193cm、リーチ215cm。鋭いジャブを持っており、パンチ力もある。長身のボクサータイプ。

マイク・タイソン戦

1989年2月25日にマイク・タイソンと対戦するも、1R[1]、1分33秒。TKO負け。

試合前の会見では、会場に30分ほど遅刻して現れたが、「ちょっと遅れてしまったよ」と悪びれた様子も無く、その後淡々とインタビューに答えた。

試合開始早々、軽快に動きながら、鋭いジャブを繰り出し、中々いいスタートを切っていたが、1分過ぎ、カール・ウィリアムスの出した左ジャブに対して、タイソンはダッキングし、反動で伸び上がる力を利用して、左フックをカール・ウィリアムスのチン(顎先)にクリーンヒット。カール・ウィリアムスはそのまま崩れ落ちた。カウント途中に立ち上がり、ダメージはそう深刻でない感じに見えたが、ファイティングポーズを取らなかった為、レフェリーのランディ・ニューマンが、TKO負けを宣告してしまった。

TKO負けを宣告されてから、ふと我に返ったように、カール・ウィリアムスは、ニューマンレフェリーに対して続行可能を猛烈にアピール。更にカール・ウィリアムス陣営のスタッフ連中も、リングに流れ込んできて猛抗議を行った。が、全ては後の祭りだった。

ジョー小泉曰く「やはりストップはちょっと早かった」との事。「この試合のカール・ウィリアムスは、調子は決して悪くなく、動きは軽快でスピードも有ったし、あそこでストップが無ければ、中々いい試合になっていたかもしれない」という趣旨の事を言っていた。その後統計的に左フックがKOパンチになりすいのもあり、似たような過程の左フックでワンパンチKOした場面では繰り返しこのシーンを言及するほど見事な一撃だった。

外部リンク


  1. ^ マイク・タイソンがリング復帰?波乱万丈のボクシング人生”. 【SPAIA】スパイア (2020年5月2日). 2020年11月16日閲覧。




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