オイラー分割定理とは? わかりやすく解説

Weblio 辞書 > 辞書・百科事典 > 百科事典 > オイラー分割定理の意味・解説 

オイラー分割定理

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/07/26 10:22 UTC 版)

ナビゲーションに移動 検索に移動

このページオイラー分割定理オイラーの分割恒等式の捕捉として書かれたもの。

オイラー分割定理とは、0以上の整数nに対して「互いに異なる自然数での分割の集合」と「奇数の自然数のみでの分割の集合」の要素数が等しいことをいう定理である。

母関数による表現

0以上の整数nに対して、「互いに異なる自然数での分割の集合」をOdd(n)、「奇数の自然数のみでの分割の集合」をStrict(n)とする。

この時O(n):=|Odd(n)|,S(n):=|Strict(n)|とする(集合A に対して、|A|は要素数を表すこととする)と、これら二つの分割を母関数を用いてあらわすと、

のようになる。よって、オイラー分割定理は

という主張をしていることとなる。

証明

証明に関してはオイラーの分割恒等式を参照。

参考文献

  • 表現論と分割定理[1]

出典

  1. ^ 表現論と分割定理”. 2020年7月25日閲覧。



英和和英テキスト翻訳>> Weblio翻訳
英語⇒日本語日本語⇒英語
  
  •  オイラー分割定理のページへのリンク

辞書ショートカット

すべての辞書の索引

「オイラー分割定理」の関連用語

オイラー分割定理のお隣キーワード
検索ランキング

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   



オイラー分割定理のページの著作権
Weblio 辞書 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

   
ウィキペディアウィキペディア
All text is available under the terms of the GNU Free Documentation License.
この記事は、ウィキペディアのオイラー分割定理 (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。 Weblio辞書に掲載されているウィキペディアの記事も、全てGNU Free Documentation Licenseの元に提供されております。

©2025 GRAS Group, Inc.RSS