ウアトキトドン

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ウアトキトドン

出典: フリー百科事典『ウィキペディア（Wikipedia）』 (2023/07/02 03:53 UTC 版)

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ウアトキトドン
生息年代: 三畳紀
分類
界 : 動物界 Animalia 門 : 脊索動物門 Chordata 亜門 : 脊椎動物亜門 Vertebrata 上綱 : 四肢動物上綱 Tetrapoda 綱 : 爬虫綱 Reptilia 階級なし : Archosauriformes 属 : †Uatchitodon Sues, 1991
種
† U. kroehleri Sues, 1991 † U. schneideri Mitchell'et al, 2010

ウアトキトドン（Uatchitodon）は三畳紀から知られる化石爬虫類の属である。溝を持つ歯のみから知られ、形態はドクトカゲ属や毒蛇と類似する。^[1] ウアトキトドンは有毒と考えられている最も古い爬虫類である。^[2]

純古生物学

U. kroehleriに見られる溝はアメリカドクトカゲと類似した生活様式を持っていたことを示している可能性がある。 密閉された管から、U. schneideriは毒蛇と同様に毒腺と圧縮筋を用いて獲物に毒を送り込むことができた可能性があるが、歯以外の部位は発見されていないことから腺や筋肉に関する証拠はない。^[3]

脚注

1. ^ Sues, H.-D. (1991). “Venom-conducting teeth in a Triassic reptile”. Nature 351 (6322): 141–143. Bibcode: 1991Natur.351..141S. doi:10.1038/351141a0. 
2. ^ Sues, H.-D. (1996). “A reptilian tooth with apparent venom canals from the Chinle Group (Upper Triassic) of Arizona”. Journal of Vertebrate Paleontology 16 (3): 571–572. doi:10.1080/02724634.1996.10011340. 
3. ^ Kaplan, Matt (17 November 2010). “When snake fangs moved out of the groove”. Nature. doi:10.1038/news.2010.617. http://www.nature.com/news/2010/101117/full/news.2010.617.html 2010年11月23日閲覧。.