エリシャ
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エリシャ(ヘブライ語:אֱלִישָׁע)は旧約聖書の登場人物で、紀元前9世紀代のイスラエル王国で活躍した預言者である。「シャファトの子エリシャ」として『列王記上』の19章で初出する。彼の活動期間中、イスラエル国王ではアハズヤ、ヨラム、イエフ、ヨアハズ、ヨアシュと国王が変遷している。彼は預言者エリヤの弟子として有名で、師の遺志を受け継いで国内に蔓延していた偶像崇拝との戦いに邁進した。また、様々な奇跡を行ったことでも知られている。 正教会でエリセイと呼ばれ聖人とされる。
- ^ アハズヤは、「お前たちに会いに上って来て、そのようなことを告げたのはどんな男か」と彼らに尋ねた。「毛衣を着て、腰には革帯を締めていました」と彼らが答えると、アハズヤは「それはティベシュ人エリヤだ」と言った。 -『列王記下』 1:8
- ^ キリスト聖書塾『現代ヘブライ語辞典』 P.190
- ^ 列王紀下(口語訳)#5:20-27
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