アルセーニエフの家記念館とは? わかりやすく解説

Weblio 辞書 > 辞書・百科事典 > 百科事典 > アルセーニエフの家記念館の意味・解説 

アルセーニエフの家記念館

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/10/29 08:28 UTC 版)

アルセーニエフの家記念館(露:Дом-музей В. К. Арсеньева)は、19世紀~20世紀にかけて極東ロシア地域の探検家、研究者、諜報官、地理学者、民族誌学者、作家のウラジーミル・アルセーニエフ(露:Влади́мир Кла́вдиевич Арсе́ньев) がウラジオストク滞在中に住んでいた建物を記念館としたもの。3部屋が公開されている。

概要

20世紀の初めに建てられたレンガ造りの2階建ての建物で、当時ウラジオストクで有名な地主アンドレイ・ジホフが所有する建物であった。アルセーニエフと家族は1929年6月に2階の4号室に入居したが、アルセーニエフは1930年9月4日に亡くなった。部屋のレイアウトは当時のままに保たれており、居間、小さい寝室、子供部屋があり、当時の家具や生活用品、探検時に撮影した写真、黒澤明監督が1975年ソ連と合作した映画『デルス・ウザーラ』に登場する主人公の写真などが展示されている。家のある通りは1945年に、アルセーニエフにちなんでアルセーニエヴァ通りと名付けられた。この建物は1997年に記念館となり、現在はアルセーニエフ沿海地方州立博物館の分館の1つとなっている。

関連項目




英和和英テキスト翻訳>> Weblio翻訳
英語⇒日本語日本語⇒英語
  

辞書ショートカット

すべての辞書の索引

「アルセーニエフの家記念館」の関連用語

アルセーニエフの家記念館のお隣キーワード
検索ランキング

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   



アルセーニエフの家記念館のページの著作権
Weblio 辞書 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

   
ウィキペディアウィキペディア
All text is available under the terms of the GNU Free Documentation License.
この記事は、ウィキペディアのアルセーニエフの家記念館 (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。 Weblio辞書に掲載されているウィキペディアの記事も、全てGNU Free Documentation Licenseの元に提供されております。

©2025 GRAS Group, Inc.RSS