アグノスティック (情報工学)とは? わかりやすく解説

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アグノスティック (情報工学)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/09/09 08:18 UTC 版)

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情報工学において、アグノスティック (agnostic) であるとは、ソフトウェアハードウェアが、特定のプロトコルプログラミング言語オペレーティング・システムに依存しない、あるいはその仕様の詳細に関知しない設計であることを指す。英語で不可知論を意味する agnosticism に由来する[1]。プラットフォームを問わない場合はplatform agnostic(ほぼクロスプラットフォームと同じ意味)[2]、あるデータの処理や送受信において使用されるインターフェースやOSを問わない場合 data agnostic英語版などといった成句として使われる。    

data agnostic なプログラムの良い例は、SQL文を用いたデータベースの更新である。SQLプログラムは、データベースが保管されているファイルシステムやプラットフォームについて関知せず、異なった環境においても一種類のSQL文において同じ更新処理を実現する。また、プログラムが採用するSQLインターフェースモジュール(互換レイヤー)によっては、データーベースシステムそのものの違いを超えて同一のSQL文を実行することが可能な場合もある。          

脚注

  1. ^ Agnostic | Definition of Agnostic by Merriam-Webster”. Merriam-Webster. 2020年3月18日閲覧。
  2. ^ What is Platform Agnostic? - Definition from Techopedia”. Techopedia. 2020年3月18日閲覧。



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