ふてる

デジタル大辞泉

ふ・てる【不^▽貞る】

読み方：ふてる

［動タ下一］［文］ふ・つ［タ下二］ふてくされる。

「散々(さんざん)に立腹して—・てて」〈紅葉・二人女房〉

[補説] 「不貞」は当て字。

茨城弁大辞典

【ふてる】 ふてる

捨てる

あがつま語

ふてる

[多]＝棄てる＝捨てる　・「いらなくなったら　すぐに　ふてる」

名古屋弁辞典

ふてる

名古屋弁	共通語	用法
ふてる	捨てる	「ふてくされる」ことではない 類語：ほかす

和歌山弁辞書

ふてる

捨てる（→「ほてる」）
例「いらんおもてふててもた」
＝「いらないと思って捨てちゃった」
※ふてくされる意ではない

ウィキペディア小見出し辞書

ふてる

出典: フリー百科事典『ウィキペディア（Wikipedia）』 (2022/02/22 05:10 UTC 版)

「江州弁」の記事における「ふてる」の解説

〔湖北・湖東・湖南〕捨てる。「ほかす」「ほる」とともに併用。