けしの花とは? わかりやすく解説

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けしの花

作者坪田譲治

収載図書善太三平物語
出版社光文社
刊行年月2005.12


けしの花

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/01/25 08:43 UTC 版)

地歌
曲名 けしの花
よみ けしのはな
分類 手事物
作歌 後楽園四明居
作曲 松崎検校
三絃の初期調絃 本調子
箏の初期調絃 半雲井調子
構成 前唄-手事-中チラシ-後チラシ-後唄
歌詞 ウィキソース
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けしの花(けしのはな、芥子の花)は、手事物地歌である。

概要

作曲は、文化文政期に京都で活躍した盲人音楽家、菊岡検校である。箏手付は、八重崎検校門下で、松阪春栄の師である松崎検校と伝えられている。歌詞は、後楽園四明居(三井高明の祖父・三井次郎右衛門高英)による。

調弦は、三絃が本調子から二上り、が、半雲井調子から平調子に転ずる。曲の構成は、前唄-手事-中チラシ-後チラシ-後唄となっている。凝った掛け合いに特徴がある。冒頭の「てにとりて」の部分は伴奏がなく唄のみで始まり、それもこの曲の特色となっている。

歌詞

はかない花に女性をなぞらえて恋心をうたったものである。

てにとりて見ればうるはしけしの花
しほりしほればただならぬ
匂ひ香うばし花びらの
散りし姿はあはれとよ
雨にはもろき風情あり
たれにきがねをなんにもいはず
ぢつとしている奈良人形

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