劇団あおきりみかん
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劇団あおきりみかん(げきだん あおきりみかん)は、名古屋を拠点とした劇団である。
略歴
1998年晩秋、南山大学演劇部のメンバーを中心に旗揚げ。 人のココロを溜めて空中に浮かぶ劇場や、お客さんのニーズに合わせて裁判をする「擬似裁判所」など、一見奇抜なシチュエーションから繰り出される、『会話』と『関係』のズレを中心とした喜劇を上演している。 主宰であり、作・演出を担当する鹿目由紀(かのめゆき)は、NHKの『中学生日記』などテレビの脚本も手がける。2008年には、日本劇作家協会東海支部主催の短編戯曲のコンテストに優勝し、「第5代劇王」となった。2009年・2010年、劇王防衛に成功。2010年「名古屋市芸術創造賞」受賞。 現在、コンスタントに名古屋・東京の二都市公演を行っている。
賞歴
- 2003年:シアターグリーンフェスティバルVOL.55、シアターグリーン大賞受賞
- 2007年:愛知県芸術劇場演劇フェスティバル、グランプリ受賞
- 2007年:名古屋市民芸術祭、審査員特別賞受賞
- 2008~2011年:日本劇作家協会「劇王」、優勝(鹿目由紀)
- 2009年:名古屋市民芸術祭、市民芸術祭賞受賞
- 2009年:日本演出者協会若手演出家コンクール2009、優秀賞受賞(鹿目由紀)
- 2010年:愛知県芸術劇場演劇フェスティバル、グランプリ受賞
- 2010年:日本演出者協会若手演出家コンクール2010、優秀賞受賞(鹿目由紀)
- 2010年:第10 回愛知県芸術劇場演劇フェスティバル「グランプリ賞」受賞
- 2010年:第26回名古屋市文化振興事業団芸術創造賞受賞(鹿目由紀)
- 2010年:私と中合会津店エッセイ大賞「特別賞」受賞(鹿目由紀)
- 2011年:平成22年度名古屋市芸術賞「名古屋市芸術奨励賞」受賞
- 2011年:平成22年度愛知県芸術文化選奨「文化新人賞」受賞(鹿目由紀)
- 2013年:名古屋演劇ペンクラブ賞受賞(鹿目由紀)
- 2014年:松原英治・若尾正也記念演劇賞受賞(鹿目由紀)
- 2015年:教文短編演劇祭2015優勝(鹿目由紀:演出)
- 2015年:第二回名古屋演劇杯・最優秀俳優賞受賞(川本麻里那)
- 2020年:令和二年度愛知県芸術文化選奨文化新人賞受賞(松井真人)
- 2024年:第一回虹の会演劇大賞受賞(鹿目由紀)
- 2025年:第二回虹の会演劇大賞受賞(川本麻里那)
主な作品
本公演
- 其の壱 誰が為にベルは鳴る(1999年)
- 其の弐 殺人は突然に(1999年)
- 其の参 サンタクロースが多すぎる(2000年)
- 其の四 フィーリング・カップル(2000年)
- 其の五 つかずはなれず(2001年)
- 其の六 恋は盲目(2001年)
- 其の七 海がとっても青いから(2002年)
- 其の八 とけないまほう(2002年)
- 其の九 ときはかねなり(2003年)
- 其の拾 朝まで待てない(2003年)
- 其の拾壱 昼下がり↓車庫上がり↑(2004年)
- 其の拾弐 超喫茶で逢いましょう(2004年)
- 其の拾参 ホップ・ストップ・バスストップ(2005年)
- 其の拾四 困ったさんの 困ったさんによる 困ったさんのための(2005年)
- 其の拾五 にぎやかな崖っぷち(2006年)
- 其の拾六 上空劇場、さようなら(2007年)
- 其の拾七 漂流裁判(2007年)
- 其の拾八 パレード旋風が巻き起こる時(2008年)
- 其の拾九 蒲団生活者(2008年)
- 其の弐拾 箱を持っている(2009年)
- 其の弐拾壱 占いホテル(2009年)
- 其の弐拾弐 ここまでがユートピア(2010年)
- 其の弐拾参 オンナの平和(2010年)
- 其の弐拾四 気分屋(2011年)
- 其の弐拾五 歯に衣着せない(2011年)
- 其の弐拾六 湖の白鳥(2012年)
- 其の弐拾七 よく聞く(2012年)
- 其の弐拾八 迷子の部屋(2013年)
- 其の弐拾九 サーカス家族(2013年)
- 其の参拾 発明王子と発明彼女(2014年)
- 其の参拾壱 天国の東側(2014年)
- 其の参拾弐 身辺生理(2014年)
- 其の参拾参 だるい女(2015年)
- 其の参拾四 パラドックス・ジャーニー(2016年)
- 其の参拾五 僕の居場所(2016年)
- 其の参拾六 ルート67(2017年)
- 其の参拾七 つぐない(2017年)
- 其の参拾八 秘密公表機関(2018年)
- 其の参拾九 鏡の星 演出:小林七緒(流山児★事務所)(2018年)
- 其の四拾 ワード・ロープ(2019年)
- 其の四拾壱 宮城野 作:矢代静一 演出:鐘下辰男(THE・ガジラ)(2022年)
- 其の四拾弐 スワン・ケージ(2023年)
- 其の四拾参 今日、母が死んだ(2024年)
- 其の四拾四 気遣い狂時代(2025年)
ぽんかん劇場
- 其の壱 えんもたけなわ(2003年)
- 其の弐 プラクティス・プラクティス(2004年)
- 其の参 1と2と3と4と5(2005年)
- 其の四 「ギャル〜閉じません〜(2008年)
- 其の伍 三人寄れば、文句の杖(2019年)
その他
- SHOW劇革命 FIRST GIG!「自分最大の合戦」(2009年)
- 番外公演 わたしとあなた(2021年)
主なメンバー
作・演出:
俳優:
- 松井真人
- 中元志津
- 花村広大
- 大屋愉快
- 近藤絵理
- 山中崇敬
- 正手道隆
- 平田惇也
- 松野有加里
- カズ祥
- 川本麻里那
- 木下佑一郎
- みちこ
- ギャバ
- 近藤彰吾
- 平林ももこ
- 真崎鈴子
- 山口眞梨
- 恵良幾斗
- 河合希美
- 林千紘
- はらでぃ!
- 渡辺芽依
外部リンク
- 劇団あおきりみかん 公式サイト
- BACK STAGE REPORT NAGOYA
- 劇団あおきりみかん けいこば日記 - 劇団あおきりみかん公式ブログ
- 喜劇な日々 - 鹿目由紀(ブログ)
- ココロノキンセンイ - 中元志津(ブログ)
- 大屋愉快の愉快★痛快 - 大屋愉快(ブログ)
- えりでもきゃしーんでもいいんじゃない? - ウェイバックマシン(2016年5月27日アーカイブ分) - 近藤絵理(ブログ)
- 山中びより -second season- - 山中崇敬(ブログ)
- 劇団あおきりみかんのページへのリンク