ReLIFE
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/02/13 16:43 UTC 版)
作中用語
- リライフ
- 社会からドロップアウトしたニートを対象にした社会復帰プログラム。独自開発の薬を飲むことで若返り、1年間の高校生活を行って社会復帰を目指す[37]。サポート課の人員が被験者と同じ学級に編入し、被験者のサポートと観察を行う。ただし現在は実験段階。
- 被験者は、実験のことは秘密にしなければならず、もし実験中に秘密がばれてしまった場合は、即実験は中止され、被験者から実験に関する記憶がすべて消去される。これは被験者同士でも同じである。
- 秘密を守り通して実験を完了した場合でも、被験者の実験に関する記憶は残るものの、実験中に被験者に関わった全ての人間から、被験者に関する記憶が消される。
- 被験者側のメリットは、文字通り人生をやり直せるほか、実験中にかかる費用は、被験者の衣食住を含めて全て研究所持ち。さらに実験が上手くいった場合は研究所から就職先を斡旋してもらえる。
- リライフ研究所(英: ReLIFE Laboratory)
- リライフを研究する組織の研究所。全国に支部が存在するが、具体的に名前が登場するのは関東支部のみである。
- サポート課
- リライフ研究所の部署で、実験中、被験者のサポート・観察と研究所側への報告を担当する部門。サポート課の職員は実際に被験者を担当する前に1年間、自ら高校生となって研修を行う。作中では夜明と小野屋の2名が登場する。サポート課の職員は、自ら高校生の姿になったり戻ったりしなければならず、そのため家族暮らしの者や、配偶者がいる者、恋人や頻繁に会う友人がいるなどの者には務まらない。よっていわゆる“ぼっち”が配属される。
- また被験者に対する尾行や盗聴を行う必要上、通常は被験者と同性の者が選ばれるが、日代に関しては関東支部上層部の「他の支部に後れを取っている分、大成功させたい」という意向に加え“あわよくば夜明の伴侶に”との判断で夜明が担当することになる。
- 薬
- リライフ研究所の開発研究部が作っている特殊配合の薬で、見た目だけ10歳若返ったり元に戻すことができる。薬はサポート課から申請のある都度調合している。またその人物によって個別に調合する必要があり、他人が服用しても効果がない。服用してから1時間ほどで効果が表れるが、その際副作用として眠気が来る。
- 青葉高等学校(あおばこうとうがっこう)
- 海崎新太と日代千鶴が編入した高校。進学校であり、卒業後は付属の大学へ進学できるため、編入者はそう珍しくなく、リライフ研究所はその点を考慮して編入先とした[38]。生徒たちは学年ごとに色の違うピン(3年生は赤)を付けるが、加えて各学期始めのテストでクラスの男女各1位になった者は自動的に委員長となり、シルバーピンが与えられる。シルバーピンを付けていれば学食代無料や交通費支給、学費免除などの待遇があるため、生徒たちの憧れである[39]。
- ^ 実年齢で未成年の頃から飲酒や喫煙はしていなかった模様。
- ^ しかし、その会社は後にブラック企業だったことが分かる。
- ^ ネクタイを締められない、しきりに首を気にする、首を他人に触られるのを極端に嫌がる、など。
- ^ Report109(8月12日)で海崎が18歳(実際には28歳)を迎えているが、その後Report 117(8月19日)で日代が海崎のことを「11も年下の男子高校生相手に…」と発言している。ただし、この時は日代の誕生日(12月25日)より前なので、その時は28歳が実年齢といえる。
- ^ a b c この学校ではクラスの男女成績1位が委員長となる。
- ^ 犬飼いわく「壊れたロボットみたいなやつ」(Report 128)
- ^ 早生まれ故に海崎と同い年である。
- ^ クラス全員の自宅の住所を把握しているなど。
- ^ 実際には2年目(2年生時)は日代のサポートを行っていた。
- ^ 実際には海崎を引き続き担当するため。
- ^ 海崎、夜明とは1学年年下。年齢はリライフ職員と判明した際に自ら明かした。
- ^ LINEのパロディアプリ。本作でもかなり登場回数が多い。
- ^ 「賀来駅」の読み方は「かくえき」であり、全ての人物は駅名と読み方が一致している。
- ^ 50m走のタイムは7.38秒。
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