Inspiration of JAPAN
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/08/27 02:33 UTC 版)
シートタイプ
ファーストクラス
- 2019年10月現在、B777-300ERに搭載。配列は1-2-1。導入当時としてはクラス最大級となる23インチタッチパネル式液晶ワイドスクリーンを搭載している。デジタルノイズキャンセリングヘッドホンも用意されている。機内食は、2010年4月以降はアラカルトを含め食べたいときにモニターを通じて注文する仕組み。メニューは月替り。白米、健康米等2種類の炊きたてごはんを用意している。
ビジネスクラス
- 2019年10月現在、B777-300ERの一部、エアバスA380、B787-9、10と-8の一部で導入されている。B777-300ERの場合で比較すると、配列は従来の横2-3-2列から1-2-1に変更になった。導入当時としてはクラス最大級となる17インチタッチパネル(A380のみ18インチ)式液晶ワイドスクリーンを搭載している。「My Style,My Space(マイスタイル・マイスペース)」の元、『機内空間での過ごし方を自由自在にコーディネートできる全く新しい考え方』を導入した。名称にもなっているスタッガードシートを導入したことで、居住スペースの従来比150%を実現させた。また全席の通路への直接アクセス、フルフラットも実現している。寝るための専用の寝具、アメニティ、アロマも要している。機内食は、2010年4月以降はアラカルトを含め食べたいときにモニターを通じて注文する仕組み。メニューは月替り。iPodコネクターやUSB端子を搭載しており、乗客自身の動画(iPodのみ)、写真、音楽を機内で再生できる。
- ANA BUSINESS CRADLE(エーエヌエービジネスクレードル)[14][13]
- B787-8の一部、2010年以降導入されたB767-300ERの新造機に導入されている。大型液晶12.1インチタッチパネルモニターや大型テーブル、パーソナル読書灯、ユニバーサル電源、USBポートが搭載されている。アジア方面の便を中心に運用されている。最大シート角度160度、シート幅54.6cm、座席配置2-2-2。
プレミアムエコノミークラス
- 他のクラスとシートとは異なり、2009年11月20日に発表されたシート[1][2]は実際には導入されなかった。2012年3月29日日に同年6月からのInspiration of JAPAN仕様の新シートの導入が発表された。B787-8の一部、-9、B777-300ERに導入されている。
エコノミークラス
- 2010年導入されたタイプ。シートピッチは導入当時クラス最大級の約86cm、個人テレビタッチパネルモニターは導入当時クラス最大級の10.6インチを搭載している。スライドするヘッドレストや、3段階に動くフットレストがあり、シートはFixed back shellを採用しリクライニングの際に後部座席に干渉することはない。ユニバーサルタイプのパソコン電源、iPodコネクター、USB端子を標準装備している。
注釈
出典
- ^ a b c d “ANA、新プロダクト・サービスブランドを発表 - "業界初"とオリジナリティあふれる、「Inspiration of Japan」”. マイナビ. 2019年10月13日閲覧。
- ^ a b c d e “2010年、新しいANAがスタート” (プレスリリース), 全日本空輸, (2009年11月10日) 2019年10月13日閲覧。
- ^ a b “ANAが新ブランド「インスピレーション・オブ・ジャパン」”. 観光経済新聞. 2019年10月13日閲覧。
- ^ “国際線倍増で狙う「アジアNo.1キャリア」全日本空輸”. プレジデントオンライン. 2019年10月13日閲覧。
- ^ “全日空/ANA、「Inspiration of JAPAN」のタグラインを全機材にデザイン 日の丸と共に”. flight liner. 2019年10月13日閲覧。
- ^ “ANA、前方に日の丸を施した新しいデザインを全機体に採用予定”. マイナビニュース. 2019年10月13日閲覧。
- ^ a b c “ANAの機内サービス刷新・第一弾について” (プレスリリース), 全日本空輸, (2013年7月29日) 2019年10月13日閲覧。
- ^ “ANAの787、他機種と同一塗装に 25機目から”787″ロゴ消える”. Avation wire. 2019年10月13日閲覧。
- ^ “4年がかり最後の改修機 写真特集・ANA新仕様777-300ERができるまで(アモイ編)”. FlyTeam. 2019年10月13日閲覧。
- ^ “空飛ぶ官邸、機内も一新 Wifiや座席モニターも”. 朝日新聞. 2019年10月13日閲覧。
- ^ “ANA、国際線777-300ERの機内仕様刷新 ビジネスクラスにドア付き個室シート導入”. traicy. 2019年10月13日閲覧。
- ^ “ANA FIRST SQUAREB777-300ER(264/250/212席)”. 全日本空輸. 2019年10月13日閲覧。
- ^ a b “ANA BUSINESS STAGGERED”. 全日本空輸. 2019年10月13日閲覧。
- ^ a b “ビジネスクラスガイド”. HIS. 2019年10月13日閲覧。
- ^ “プレミアムエコノミー”. 全日本空輸. 2013年10月13日閲覧。
- ^ “国際線 プレミアムエコノミーの新サービスがスタート”. 全日本空輸. 2019年10月13日閲覧。
- ^ “ANA ECONOMY CLASS SEAT”. 全日本空輸. 2019年10月13日閲覧。
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