FRIENDS III
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/07/11 03:28 UTC 版)
概要
1992年リリースの4thミニ・アルバム『FRIENDS』、1996年リリースの5thミニ・アルバム『FRIENDS II』の流れを汲む作品で、「FRIENDS」シリーズとしては25年ぶりとなる後継作品である。
リリース形態は、CDのみの「通常盤」に加え、「初回限定盤」と限定盤である「LIVE FRIENDS盤」を加えた3種でリリース。「初回限定盤」にはCDに特典DVDが付属しており、『FRIENDS』に収録されている「いつかのメリークリスマス」を新たにレコーディングした音源を使用し、今作のために撮り下ろしたMUSIC VIDEO「いつかのメリークリスマス 〜FRIENDS III edit〜」を収録。「LIVE FRIENDS盤」は後述のライブイベント『B'z presents LIVE FRIENDS』と連動した形態で、CDに特典としてオリジナルロックグラスが付属している[注 1](こちらは、有観客公演チケット及び、配信ライブチケットの購入者のみが購入出来る限定盤となっており、B'zのコンサート情報を発信している公式サイト「B'z Club-Gym」のみで受付・販売される)[14][15]。
また、本作リリース発表と同時に、「FRIENDS」シリーズをコンセプトとしたライブ『B'z presents LIVE FRIENDS』の開催が発表された(2021年11月16日、17日に東京ガーデンシアターで開催)[11][12][13]。
発売後の2022年2月2日には、主要音楽ストリーミングとダウンロードサービスにて配信が開始した[16]。
注釈
- ^ 販売期間は2021年11月4日から2022年1月31日まで。
- ^ 演奏メンバーのクレジットが全員日本人となっている作品は、B'zのアルバムでは2002年リリースの『GREEN』以来、シングルも含めると2003年リリースの『IT'S SHOWTIME!!』以来となる。
- ^ B'zが長年サポートメンバーに日本国外のミュージシャンを積極的に起用していた理由については、松本は「(最初は)僕たち世代に特有の洋楽コンプレックスです。それに、確かにいいミュージシャンばかりなんです」と語り、稲葉は「(日本国外のミュージシャンは)意外にミュージシャン同士の距離が近くて横の繋がりが凄いから、(他のミュージシャンを)どんどん紹介してもらえるんです」「最初は洋楽コンプレックスから始まっても、いつの間にかそれが当たり前になってて。思っている以上のことをやれてるから別にそれを止める必要もない。絶対に外国の方じゃないといけないとは思ってなかったが、いいコネクションができてたので(続けていた)。」と語っている。現在の認識としては、松本は「あの頃みたいな(洋楽コンプレックスの)感覚はない。実際にいろんな人と知り合えたし、レコードも一緒に創ってきたので、今、この人と一緒に絶対やりたいみたいな感覚は無いですね。いいプレーヤーであれば、どなたでもいいと思っています。」と語っている[18] 。
出典
- ^ “B'z、通算30作目のアルバム『FRIENDS III』1位 「アルバム通算1位獲得作品数」は歴代1位を独走【オリコンランキング】”. オリコン. (2021年12月14日) 2021年12月14日閲覧。
- ^ “B’z最新アルバム『FRIENDS III』、「合算アルバム」1位獲得【オリコンランキング】”. オリコン株式会社. (2021年12月17日) 2021年12月19日閲覧。
- ^ “オリコン週間 デジタルアルバムランキング 2022年01月31日~2022年02月06日”. ORICON NEWS. 2022年2月10日閲覧。
- ^ “【ビルボード】B'z『FRIENDS III』が総合アルバム首位 前週1位のYOASOBI『THE BOOK 2』が2位に続く”. Billboard JAPAN (株式会社阪神コンテンツリンク). (2021年12月15日) 2022年2月10日閲覧。
- ^ Billboard JAPAN (株式会社阪神コンテンツリンク). (2021年12月13日). 132枚を売り上げてアルバム・セールス首位 2022年2月10日閲覧。
- ^ “Billboard Japan Top Download Albums | Charts”. Billboard JAPAN. 2021年2月9日閲覧。
- ^ “オリコン月間 アルバムランキング 2021年12月度”. ORICON NEWS. 2022年2月10日閲覧。
- ^ “オリコン年間 アルバムランキング 2021年度 21~30位 ORICON NEWS”. ORICON NEWS. オリコン. 2022年1月8日閲覧。
- ^ “Billboard Japan Top Albums Sales Year End | Charts”. Billboard JAPAN. 阪神コンテンツリンク. 2022年12月25日閲覧。
- ^ “レコ協12月ゴールドディスク認定発表、トリプル・プラチナ認定にSnow Man”. MusicVoice (株式会社アイ・シー・アイ). (2022年1月14日) 2022年1月15日閲覧。
- ^ a b c d “B'zが25年ぶり「FRIENDS」新作リリース、コンセプトライブ開催”. 音楽ナタリー (株式会社ナターシャ). (2021年10月17日) 2021年10月23日閲覧。
- ^ a b c d “B'z、25年ぶりコンセプトアルバム『FRIENDS III』を今冬リリース+<LIVE FRIENDS>を11月2DAYS開催”. BARKS (ジャパンミュージックネットワーク株式会社). (2021年10月17日) 2021年10月23日閲覧。
- ^ a b c d “B'z、25年ぶり続編『FRIENDS III』今冬発売 『LIVE FRIENDS』開催も決定”. ORICON STYLE (オリコン). (2021年10月17日) 2021年10月23日閲覧。
- ^ a b c “B'z新作「FRIENDS III」初回盤DVDに「いつかのメリークリスマス」撮り下ろしMV収録”. 音楽ナタリー (株式会社ナターシャ). (2021年10月22日) 2021年10月23日閲覧。
- ^ a b “B'z、コンセプトアルバム『FRIENDS III』収録詳細およびアートワーク公開”. BARKS (ジャパンミュージックネットワーク株式会社). (2021年10月22日) 2021年10月23日閲覧。
- ^ “【ビルボード】Ado『狂言』がDLアルバム2週連続首位、miletが2位に続く”. Billboard JAPAN (株式会社阪神コンテンツリンク). (2022年2月9日) 2022年2月10日閲覧。
- ^ a b 『音楽と人』2022年1月号、株式会社 音楽と人、2021年12月3日、7-8頁。
- ^ a b c d 『音楽と人』2022年1月号、株式会社 音楽と人、2021年12月3日、7頁。
- ^ 『音楽と人』2022年1月号、株式会社 音楽と人、2021年12月3日、12頁。
- ^ a b imdkm (2021年12月18日). “ゴージャスなサウンドによって際立つ“B'zのメロディ””. リアルサウンド. 株式会社blueprint. 2022年9月15日閲覧。
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