6ニムト!
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2016/12/03 17:52 UTC 版)
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プレイ中のカード
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デザイナー | ヴォルフガング・クラマー、クラウス・パレシュ |
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販売元 | Amigo メビウスゲームズ |
発売日 | 1994年 |
ジャンル | カードゲーム |
プレイ人数 | 2 - 10人 |
運要素 | あり |
作者は、ヴォルフガング・クラマーとクラウス・パレシュ。1994年にAmigo社から販売され、日本ではメビウスゲームズ社から販売されている。プレイ人数は、2~10人。原題はドイツ語で「6枚とれ!」の意味。
ルール
カードは1~104の数字が書かれており、それらには牛の頭の図柄が(一つまたは複数)描かれている。目的は、カードをなるべく取らないことであり、牛の頭の数がマイナス点となる。
ゲーム開始時、手札として10枚ずつ配られる。場には4枚のカードが並べられる。ゲーム中、場にはカードの列が4列並べられることになり、最初の4枚が4列のカードのそれぞれ1枚目となる。残りのカードは使わない。
プレイに手番はない。全員、手札から1枚選び伏せて場に出し、同時に開く。
出したカードは場の4列のいずれかに並べる。並べ方は以下のルールに従う。
- 全員が出したカードの数の少ないものから並べる位置を決める。
- 並べる位置は、「そのカードの数字より小さいもののうちで最大のもの」。
例えば、最初の場のカードが
- 4
- 15
- 34
- 100
となっており、場に13, 27, 55, 99が出された場合は、
- 4、13
- 15、27
- 34、55、99
- 100
となる。そして、列の6枚目にあたるカードを出した場合は、その1枚を残し、5枚を引き取ることになる。また、そもそも場のいずれの数字よりも小さい数字を出した場合は、いずれかの列を全て引き取り、1枚を置く。
使ったカードは手札に戻ることはなく、引き取ったカードは手札とは別に置いておく。手札を使い切った時点で、ゲーム終了。マイナス点の少ない人が勝ち。
特徴
楽に置けると思った列が、先に割り込まれて引き取る羽目になったり、逆に引き取ることを覚悟して出したカードが生き残ったり、一回一回が盛り上がる。プレイ時間も短く、手頃で人気のあるカードゲームである。
少人数のための上級ルールとして、1から使用枚数分だけの数字を使う(3人なら、1~34)ルールがある。ゲーム後半は手札の読み合いがある程度可能で、シビアな展開となる。
受賞歴
- 1994年、ドイツ年間ゲーム大賞 ノミネート
- 1994年、ドイツゲーム大賞 1位
- 1994年、ドイツカードゲーム賞 1位
- 1 6ニムト!とは
- 2 6ニムト!の概要
- 3 シリーズの他の作品
ニムト
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