戦闘 (コンピュータゲーム)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/12/25 04:54 UTC 版)
戦闘時の行動
- 攻撃
- 敵の耐久力を減らす行動。
- 通常攻撃(直接攻撃)
- 素手、または剣などによる攻撃。タクティカルコンバットの場合は隣接する升目への攻撃。
- 間接攻撃
- 弓矢などによる攻撃。タクティカルコンバットの場合は離れた升目への攻撃。通常攻撃とは別のフェイズで処理する場合と、同じフェイズ(またはターン)で処理する場合がある。空を飛ぶ敵は弓矢などの間接攻撃が弱点という設定がなされている例もある。
- 範囲攻撃
- 間接攻撃の一種で、マップ上の一定範囲あるいはすべての敵にダメージを与えるもの。後者は特に全体攻撃と呼ぶ。範囲内の味方を巻き込む場合もある。
- 特殊攻撃
- 何らかの魔法や特殊能力、アイテムなどによる攻撃。耐久力以外の能力値や相手のステータス(状態)を変化させる場合もある。
- 反撃
- 状況次第で敵の行動に対応して反撃が行える。当然、対象を攻撃可能な状態でなければならない。ゲームによっては間接攻撃や特殊攻撃に対しては反撃が不可能な設定となっている例もある。
- 回復・補給
- 自分や仲間の耐久力・魔力・攻撃可能回数などを増やしたり(ただし、上限値を越えることはできない)、ステータスの異常を元に戻したりする行動。回復アイテムや治癒魔法などを用いるほか、タクティカルコンバットの場合はそこにいると自動的に回復・補給できるポイントがマップ上に用意されていることが多い。
- 戦闘補助
- 攻撃力・防御力・機動力などを一時的に上昇させたり、敵の能力値や弱点を探ったりといった行動。
- 逃走
- 主にRPGにおいて戦闘を中断するための行動。なお多くのゲームの場合、ボスキャラからは逃げられない。また一般の戦闘においても必ず逃げられるとは限らず、逃走に失敗した場合には1ターン行動不能になる等のペナルティを受ける場合がある。SLGにおいて部隊を戦場から離脱させる「退却」なども逃走の一種と言えるが、こちらの場合は部隊をマップの端など特定の位置に移動させてからでないと退却できない場合がある。また退却に失敗した場合は部隊の指揮官が敵に捕縛され、部隊は消滅してしまうことが多い。
- 占領
- タクティカルコンバットの一部に存在する行動。中立または敵しか利用できない状態の回復・補給ポイントを自分たちが利用できる状態にする。都市や陣地など、占領することにより敵を全滅させずとも勝利を収めることができる戦略目標的な施設が存在することもある。
- 生産・配備
- SLGにのみ存在する行動。兵器ユニットを生産し、自軍の回復・補給ポイントに投入する。
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