厚木はやぶさFC
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/03/11 13:04 UTC 版)
概要
2012年のSCD厚木スポーツクラブ発足とともに「SCDジュニアユース」を設立、2014年に小学4 - 6年生対象を対象とするジュニアチーム「SCDはやぶさ」とトップチーム「SCDはやぶさ社会人」を設立した[1]。トップチームの前身は厚木市で活動していた「はやぶさ」というサッカークラブで、これを吸収合併する形での設立となった[1]。
長らく厚木市内のサッカーリーグで活動していたが、2019年1月にJリーグ加盟を目指すことを表明、トップチーム「はやぶさイレブン」を新たに設立し、神奈川県社会人サッカーリーグに参入した[2][3][4]。これまでのトップチームであったSCDはやぶさ社会人はセカンドチームとなり、「はやぶさイレブン2nd」として厚木市内のサッカーリーグに継続参戦する。
はやぶさイレブンは神奈川県リーグ3部からスタート、順調に昇格を重ね、2023年から関東サッカーリーグ2部に昇格した。2022年8月、前年6月に厚木市と締結した包括連携協定に伴い新チーム名を公募、投票を経て、2023年より「厚木はやぶさFC」へ改称した[5][6]。
SCDスポーツクラブ
創立者 | 宇野陽 |
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設立 | 2012年9月 |
所在地 | 神奈川県厚木市長沼140番地1 |
法人番号 | 2021005009329 |
主要人物 | 理事長 宇野陽 |
活動地域 | 神奈川県厚木市、藤沢市、茅ヶ崎市 |
活動内容 | SCD厚木スポーツクラブ、SCD湘南スポーツクラブ、SCD岡崎慎司フィールドの運営 |
ウェブサイト | https://scd-school.com/ |
厚木市に本部を置く総合型地域スポーツクラブ。2011年の「SCDコーディネーションスクール本厚木」の開校を皮切りに活動地域を拡大、現在では、厚木市(SCD厚木スポーツクラブ)や藤沢市(SCD湘南スポーツクラブ)、茅ヶ崎市(SCD岡崎慎司フィールド)で活動している[7]。嘗ては海老名市や静岡県浜松市でも活動していた[7][8]。「多世代」「多種目」「多志向」をコンセプトとしており、サッカーを中心に、陸上競技や運動能力向上(コーディネーション)教室、ヨーガ教室などを運営している[7]。2019年には、フットゴルフチーム「はやぶさイレブン+F」とeスポーツチーム「はやぶさイレブン+e」を設立した[9][10][11]。
「SCD」は「スポーツ・カルチャー・デベロップメント(Sports Culture Development)」の略で、「地元地域との関わりを大切にし、スポーツを通じ社会貢献をしていきたい」という思いが込められている[7]。
発足当初は株式会社Sports Culture Developmentが運営を行っていたが、2012年9月に「一般社団法人SCDスポーツクラブ」を設立[12]、指導者派遣や指導者育成を除くすべての事業を同法人に移管した。その後、サッカー部門の一部を株式会社Sports Culture Developmentに再移管している。
- ^ a b “SCD 社会人サッカークラブ“はやぶさ””. 株式会社Sports Culture Development. 2016年7月1日時点のオリジナルよりアーカイブ。2023年9月15日閲覧。
- ^ a b “チーム”. 一般社団法人SCDスポーツクラブ. 2023年9月15日閲覧。
- ^ a b 「J参入目指し神奈川県リーグに参戦!!「はやぶさイレブン」が第1回セレクションを開催」『ゲキサカ』、2019年1月7日。2023年9月15日閲覧。
- ^ a b c 「「まずは県2部昇格」はやぶさイレブン・阿部敏之監督」『タウンニュース』、2019年5月24日。2023年6月23日閲覧。
- ^ 『【はやぶさイレブン 新チーム名募集のお知らせ】』(プレスリリース)株式会社Sports Culture Development、2022年8月29日 。2023年9月15日閲覧。
- ^ 『【はやぶさイレブン新チーム名決定のお知らせ】』(プレスリリース)株式会社Sports Culture Development、2023年1月20日 。2023年9月15日閲覧。
- ^ a b c d “会社概要”. 一般社団法人SCDスポーツクラブ. 2023年9月15日閲覧。
- ^ “SCDアスレチッククラブ浜松”. SCDアスレチッククラブ浜松. 2011年8月20日時点のオリジナルよりアーカイブ。2023年9月15日閲覧。
- ^ “Foot Golf はやぶさイレブン+F”. 株式会社Sports Culture Development. 2023年9月15日閲覧。
- ^ “e-Sports Team はやぶさイレブン+E”. 株式会社Sports Culture Development. 2023年9月15日閲覧。
- ^ 「かつて鹿島で共にプレーした阿部敏之氏と秋田豊氏がタッグ。eスポーツサッカーチーム「はやぶさイレブン」設立記者会見」『ゲキサカ』、2019年6月9日。2023年9月15日閲覧。
- ^ 「生涯スポーツの拠点誕生」『タウンニュース』、2013年7月19日。2023年9月15日閲覧。
- ^ a b 「永井雄一郎、永里源気も加入の神奈川2部はやぶさイレブンがセレクション実施へ」『ゲキサカ』、2020年2月18日。2023年6月23日閲覧。
- ^ 「はやぶさイレブンFW永里優季 後半39分から出場 チームメートとのイメージも「少しずつ合ってきている」」『スポーツ報知』、2020年11月1日。2023年6月23日閲覧。
- ^ 「はやぶさイレブン 今シーズン初戦に勝利 「今年こそ1部昇格を」」『タウンニュース』、2021年5月28日。2023年6月23日閲覧。
- ^ 「元日本代表MF水野晃樹が神奈川県2部クラブへ加入「昇格に向けて力になれるように」」『サッカーキング』、2021年2月14日。2023年6月23日閲覧。
- ^ 「はやぶさ今季全勝で昇格 Jリーグ参入に向け前進」『タウンニュース』、2022年1月28日。2023年6月23日閲覧。
- ^ 「神奈川県1部・はやぶさイレブン、FW永井雄一郎が選手兼監督に「交代俺!に期待してください」」『スポーツ報知』、2022年1月31日。2023年6月23日閲覧。
- ^ 「はやぶさ、関東大会へ 県社会人リーグ初年度で2位」『タウンニュース』、2022年10月21日。2023年6月23日閲覧。
- ^ 「はやぶさ、境が関東昇格へ 決勝進出/関東大会」『TOKYO FOOTBALL』、2022年12月17日。2023年6月23日閲覧。
- ^ 「はやぶさイレブンが優勝 境に2-1勝利/関東大会」『TOKYO FOOTBALL』、2022年12月18日。2023年6月23日閲覧。
- ^ 「はやぶさイレブン 昨年の雪辱果たし優勝 今シーズン初タイトル」『タウンニュース』、2023年2月17日。2023年6月23日閲覧。
- ^ 「厚木はやぶさFC 天皇杯県代表戦に進出 勝ち進めばJとの対戦も」『タウンニュース』、2023年3月3日。2023年6月23日閲覧。
- ^ 「はやぶさイレブン 天皇杯県代表めざす 次戦は2月26日」『タウンニュース』、2023年2月24日。2023年6月23日閲覧。
- ^ “【久保山監督退任のお知らせ】”. Instagram. (2023年12月14日) 2024年1月19日閲覧。
- ^ 「厚木はやぶさFC 天皇杯出場は叶わず 大学日本一にPK負け」『タウンニュース』、2023年3月17日。2023年6月23日閲覧。
- ^ 「東京U、東京23が全国大会へ 南葛はPK負け」『TOKYO FOOTBALL』、2023年6月18日。2023年6月23日閲覧。
- ^ “第59回(2023年度)全国社会人 サッカー選手権大会 関東予選 組合せ” (PDF). TOKYO FOOTBALL. 2023年6月23日閲覧。
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