ロックマンゼクス アドベント
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/02/03 21:23 UTC 版)
ライブメタル
自らの意思を持っている謎の物質。変身機能R.O.C.K.システムを起動する事によって、グレイやアッシュのような適合者の変身(ロックオン)に使用できる。 ライブメタルを扱うことができる者は、正義の為に使うこともできれば、世界を支配することもできる。なお、今作でのモデルH、F、L、Pは何者かによってガーディアンの研究所から盗まれ、ヘリオスたちの手に渡っており、彼らに意識を封じられている。一方、モデルXとモデルZは前作の主人公であるヴァン(エール)が引き続き所持している。
- モデルA
- 声 - 小林ゆう
- 謎の封印が施されたライブメタル。グレイまたはアッシュが入手・使用する。性格や口調は非常に子供っぽい。追い詰められたグレイ、アッシュに力を貸す。内部にある情報がプロテクトされており、他のライブメタルのロックマンを倒す事を条件に徐々に解除されていく。その過程で作中のキーパーソンとなっている「あの男」の正体、そして彼が企てたロックマン同士の戦いの真の目的が明らかとなる。また、ロックマンXシリーズに登場するアクセルを彷彿とさせるモデル(ロックマンモデルAが2丁銃装備であることやトランスオンによるコピー能力など)だが、彼と直接な関係は無く、「A」という名に重要な意味が隠されていた。
- モデルX
- 声 - 水島大宙
- ロックマンXシリーズの主人公・エックスを参考としている青いライブメタル。ヴァン(エール)が所持しており、彼らが適合者である。
- モデルZ
- 声 - 風間勇刀
- ロックマンゼロシリーズの主人公・ゼロを参考としている赤いライブメタル。ヴァン(エール)が所持。終盤、ウロボロス内で追撃してきたヘリオス達から、モデルH達の封印された意識を覚醒させるためにヴァン(エール)からR.O.C.Kオフして別れるが、その後の消息は不明。EDでモデルXとヴァン(エール)は「探し物が増えた」と話している。
- モデルH
- ロックマンゼロシリーズに登場するネオ・アルカディア四天王・賢将ハルピュイアを参考としている緑色の風のライブメタル。本作では意識を封じられ、ヘリオスが所持する。
- モデルF
- ロックマンゼロシリーズに登場するネオ・アルカディア四天王・闘将ファーブニルを参考としている赤い炎のライブメタル。本作では意識を封じられ、アトラスが所持する。
- モデルL
- ロックマンゼロシリーズに登場するネオ・アルカディア四天王・妖将レヴィアタンを参考としている青い氷のライブメタル。本作では意識を封じられ、テティスが所持する。
- モデルP
- ロックマンゼロシリーズに登場するネオ・アルカディア四天王・隠将ファントムを参考としている紫色の影のライブメタル。本作では意識を封じられ、シャルナクが所持する。
- モデルV
- 巨大衛星ラグナロクの破片。前作でセルパンが回収した物はほんの一部に過ぎず、各地で眠っていた。人々の恐怖や絶望で覚醒・合体し、終盤で「あの男」の最高傑作といえる真の姿を現す。
- モデルa
- その姿やスライディングの存在がファミリーコンピュータ時代の本家ロックマンを彷彿とさせる。
モデルH、F、L、Pはロックマンゼロシリーズのネオ・アルカディア四天王が元になっているが、モデルPは元であるファントムとはかなりかけ離れたデザインになっており、不気味さが強調されている。
- ^ 『ファミ通ゲーム白書2008』エンターブレイン、2008年、387頁。ISBN 978-4-7577-4272-7。
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