メテオラ
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/03/30 09:31 UTC 版)
パノラマ
6千万年前に海底で堆積した砂岩が隆起し、浸食されて今の地形となった。砂岩の柱が多数聳える独特な地形により、一帯は2024年にユネスコ世界ジオパークに指定された[2]。
交通
最寄りの町カランバカまでの交通手段
- 鉄道
- アテネよりカランバカ行き直通列車に乗車(1日2本程度、所要時間約4時間30分)
- アテネよりテッサロニキ方面行きの列車に乗り、パレイオファルサロスで乗り換えて、終点のカランバカ駅下車(1日4本程度、所要時間約4時間30分)
- テッサロニキよりアテネ方面行きの列車に乗り、パレイオファルサロスで乗り換えて、終点のカランバカ駅下車(1日8本程度、所要時間約3時間〜4時間)
- パレイオファルサロスとカランバカ間は、2時間に1本程度の運行で所要時間約50分。
- 長距離バス(KTELバス)
カランバカからメテオラまでの交通手段
- バス
- カランバカの町の中心部のバス停(Plateia Dimarchiou)より、カストラキ村を経由して大メテオロン修道院前まで、1日2本程度運行(所要時間約20分)。
- タクシー
- カランバカのバス停付近、もしくは列車到着時間の駅付近でタクシーを見つけることが出来る。メテオラの修道院付近で流しのタクシーを見つけることはかなり難しい。
- 徒歩
- カランバカからカストラキ村を経由して大メテオロン修道院まで、バス経路と同じ道を歩いて約1時間。もしくはカランバカからアギア・トリアダ修道院まで、急な崖の階段を登り約30分。
登録基準
この世界遺産は世界遺産登録基準のうち、以下の条件を満たし、登録された(以下の基準は世界遺産センター公表の登録基準からの翻訳、引用である)。
- (1) 人類の創造的才能を表現する傑作。
- (2) ある期間を通じてまたはある文化圏において、建築、技術、記念碑的芸術、都市計画、景観デザインの発展に関し、人類の価値の重要な交流を示すもの。
- (4) 人類の歴史上重要な時代を例証する建築様式、建築物群、技術の集積または景観の優れた例。
- (5) ある文化(または複数の文化)を代表する伝統的集落、あるいは陸上ないし海上利用の際立った例。もしくは特に不可逆的な変化の中で存続が危ぶまれている人と環境の関わりあいの際立った例。
- (7) ひときわすぐれた自然美及び美的な重要性をもつ最高の自然現象または地域を含むもの。
- ^ “デジタル大辞泉の解説”. コトバンク. 2018年8月5日閲覧。
- ^ “UNESCO names 18 new Geoparks”. UNESCO (2024年3月27日). 2024年3月30日閲覧。
固有名詞の分類
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