ペリシンとは? わかりやすく解説

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ペリシン

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/02/02 20:02 UTC 版)

ペリシン(Pericine)は、Akuammineとして知られるPicralima nitidaの樹で見られるインドールアルカロイドである。乾燥した種子は、ギニア、象牙海岸、ナイジェリア等の西アフリカで、伝統薬として用いられている。アクアミン等の一緒に含まれるアルカロイドとともに、ペリシンはμ-オピオイド受容体に結合し、IC50は0.6 μmolと、コデインより約6倍も高い[1]。しかし、けいれん誘発薬としての作用も持つ[2]


  1. ^ Arens, H.; Borbe, H. O.; Ulbrich, B.; Stöckigt, J. (Dec 1982). “Detection of Pericine, a New CNS-active Indole Alkaloid from Picralima nitida Cell Suspension Culture by Opiate Receptor Binding Studies”. Planta Medica 46 (12): 210–214. doi:10.1055/s-2007-971216. PMID 6298847. 
  2. ^ Roberts, M. F.; Wink, M.. Alkaloids: Biochemistry, Ecology, and Medicinal Applications. pp. 68–69. ISBN 978-0-306-45465-3 


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