フォークリフト アタッチメント

フォークリフト

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/10/25 15:57 UTC 版)

アタッチメント

  • ISOコンテナを扱う業種(海運会社やJR貨物など)ではコンテナを吊り上げるスプレッダー付の機種が使われる。スプレッダーには空コンテナ用のサイドスプレッダー(車体寄り左右2か所のみを嵌合)と実入りコンテナ用のトップリフター(全4か所を嵌合)がある。
  • 原木や丸太材を扱う業種ではフォークが上下に大きくダンプするヒンジドフォークが多用されている。ヒンジドフォークにバケットを装着すれば、おがくず等の比較的軽量な粉体や粒体を掬い上げて運搬することも出来る。
  • ドラム缶の運搬にはドラム缶用アタッチメント(ドラムクリッパー)を使用する。クリップ部がドラム缶の縁を引っ掛けるように持ち上げ、下ろした際にはクリップ部から外れるような仕掛けになっている。1もしくは2本ずつ釣り上げるフロントタイプと、4本ずつ釣り上げるセンタータイプがある。
  • ロールクランプの装着により、ドラム缶や新聞印刷用原紙など大きな円筒状荷物をそのまま掴み上げて運搬したり、持ち上げた荷物を回転させたりできるものもある。
  • トラックに積み付けを行う場合にフォークを数十センチ程度左右に動かせるもの(サイドシフト)もある。
  • 特に長い「つめ」が必要な場合、「つめ」に「サヤ」(鞘)を取り付けることがある。
  • 「シングル・ラム」丸棒状の1本爪。側面に丸穴を有するケーブルドラムや薄鋼板出荷コイルなどをパレットを用いず直接運搬する場合に適する。
  • 本来の荷役作業ではないが、積雪地ではメーカーオプションや部品メーカー製品・ユーザが個別発注などしたバケット・除雪ブレードを取付けて、会社敷地内などで除雪車代わりにも用いられる。詳細についてはスノーバケットの項を参照。

  1. ^ 意匠分類定義カード(G2) 特許庁
  2. ^ a b 「改訂 フォークリフト運転者教本 -技能講習用テキスト-」 著:社団法人全国登録教習機関協会






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