バッキンガム大学
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学生生活
- バッキンガム州はロンドンの西隣に位置する英国でも古い歴史と伝統を持つ州。チャールズ1世の宰相を務めたジョージ・ヴィリアーズ(バッキンガム公)をはじめ、王族以外では最も高位の貴族であった歴代バッキンガム公爵の所領として歴史を育んだ。英国王室のバッキンガム宮殿(ロンドン)は、元々はバッキンガム公爵のロンドンでの私邸であり、後に英国王室の居城となった。大学の位置するバッキンガムは、公爵家の本居城を中心に築かれた城下町であり、今もCastle Streetなど通りの名前に当時の名残を見ることができる。現在は大学を中心とした教育の町、近くには名門私立学校ストー校(バッキンガム公爵の壮麗な別邸を校舎として使用。その広大な庭園は英国ナショナル・トラストの保護を受け一般公開されており、美しい湖と多数の歴史的建造物、モニュメントのコレクションを見ることができる)。バッキンガムから東にバスで20分程度の位置には、英国で最も近代的な都市ミルトンキーンズがあり、大型ショッピングモールや人工スキー場、映画館、レストラン街が広がる。ミルトンキーンズ中央駅から約40分でロンドン(ユーストン駅)に到着する。バッキンガムから西にバスで1時間程度でオックスフォードに到着する。バッキンガム大学生は、授業終了後、また休日に、これらの都市でそれぞれの時間を日帰りで過ごすことができる。
- バッキンガムの町は閑静な田園地帯と18世紀から変わらない英国伝統のレンガ住宅が広がっている(高台からは18世紀のイングランド当時のままの展望を見ることができる)。町の中心タウンセンターには英国の主要四大銀行(ロイズ・バンキング・グループ、バークレイズ、ナットウェスト、HSBC)の支店があり、留学生は大学から身分確認書を発行してもらい授業料納入のための口座をいずれかの銀行に開設することができる。クレジットカードでの支払い、または海外送金でバッキンガム大学の指定口座に授業料を納入することも可能。また、テスコやウエイトローズなどの大手スーパーマーケットチェーン、イタリア料理店からサブウェイなどのファーストフード店、W・H・スミスなどの日用雑貨専門店があり、日用品や食料、文具などを買うことができる。週末や季節ごとに、町の各種祭典が開催されている。
- ^ a b “History of the University”. 2014年10月6日閲覧。
- ^ “University of Buckingham Annual Report 2011”. 2013年2月6日閲覧。
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