ダーレク 新シリーズでの登場

ダーレク

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/10/04 15:22 UTC 版)

新シリーズでの登場

新シリーズにおいてはダーレクは権利上の問題で作中に登場できない可能性があった[15]。そのためラッセル・T・デイヴィスはダーレクの代役としてトクラフェインを登場させるエピソードを考案していたが、最終的にダーレクの登場が認められた。

評価

画像外部リンク
en:Image:Radio Times Vote Dalek cover.jpg
ラジオ・タイムズの2005年4月30日 - 5月6日分掲載号の表紙。

イギリスの週刊誌ラジオ・タイムズで、2005年4月にダーレクが表紙を飾っている。新シリーズでのダーレクの再登場と、間近に迫っていた2005年イギリス総選挙を記念した2倍幅の表紙であり、"VOTE DALEK!"(ダーレクに投票せよ!)と書かれている。この表紙は、1964年に放送された "The Dalek Invasion of Earth" (en) で旧シリーズのダーレクがウェストミンスター橋上を移動する様子を、新シリーズのダーレクで再現したものである。

なおこの表紙は、2008年に定期刊行物発行者教会(英語版)が協賛したコンテストで、英国の歴史上最も素晴らしい雑誌表紙に選ばれている[16]

また、2013年7月にはイギリスのチャールズ3世(当時皇太子)が『ドクター・フー』の撮影スタジオを訪れダーレクと対面した。ダーレクの音声マイクを渡され、「抹殺セヨ!」など声マネを行った[17]。同年11月18日にはドクター・フー50周年記念のパーティがバッキンガム宮殿で開かれ、マット・スミスジョン・ハートといったドクター役俳優ともにダーレクが参加した[18]ソフィー妃の主催であり、彼女は番組のファンである。

参考文献

  • Russell, Gary 著、安原和美・花田知恵 訳(日本語) 『『ドクター・フー』オフィシャル・ガイド 3 インサイド・ストーリー』キネマ旬報社、2007年。ISBN 978-4873766508 

注釈

  1. ^ ダレック[1]ダレクなどの表記もある[2]
  2. ^ 作中でもばかでかいコショウ瓶と揶揄されている。
  3. ^ もっともダーレクは自ら以外の種族を劣等種族とみなしているためこのような行動は滅多に取らない。

出典

  1. ^ (英語・日本語(字幕)) Dr.フー In 怪人ダレクの惑星 (VHS). キングレコード東北新社. (1987年4月21日) 
  2. ^ Dicks, Terrance 著、関口幸男 訳「訳者あとがき」 『ドクター・フー・シリーズ ダレク族の逆襲!』早川書房ハヤカワ文庫SF)、1980年、227 -231頁。 
  3. ^ a b c d e f g h i j k l m n o p q r s Richards, Justin 著、安原和美・花田知恵 訳「ダーレク」(日本語) 『『ドクター・フー』オフィシャル・ガイド 1 モンスター』キネマ旬報社、2006年、26 - 45頁。ISBN 978-4873766416 
  4. ^ オフィシャル・ガイド 3 2007, p. 126, 「ぴかぴかに新しい音」音響効果
  5. ^ http://www.jikanryoko.com/odrwho1.htm を参照。
  6. ^ http://batgirlnews.hateblo.jp/entry/2013/02/26/095355 を参照。
  7. ^ シリーズ1「ダーレク 孤独な魂」において、濡れた床に立っていた兵士たちが感電死した。
  8. ^ DOCTOR WHO THE DOCTOR AND THE DALEKS、2012年、p.17
  9. ^ a b DOCTOR WHO THE DOCTOR AND THE DALEKS、2012年、p.18
  10. ^ DOCTOR WHO THE DOCTOR AND THE DALEKS、2012年、p.19
  11. ^ ドクター・フー キャラクター”. バップ. 2017年6月30日閲覧。
  12. ^ a b c d e f g h i j k l m n o p Richards, Justin 著、安原和美・花田知恵 訳「皇帝ダーレク」(日本語) 『『ドクター・フー』オフィシャル・ガイド 2 エイリアン』キネマ旬報社、2006年、26 - 45頁。ISBN 978-4873766461 
  13. ^ DOCTOR WHO THE DOCTOR AND THE DALEKS、2012年、p.20
  14. ^ a b c オフィシャル・ガイド 3 2007, p. 234, 第12/13話『嵐の到来』と『永遠の別れ』
  15. ^ a b オフィシャル・ガイド 3 2007, pp. 158–162, 第6話 ダーレク 孤独な魂
  16. ^ http://www.telegraph.co.uk/news/3102812/Vote-Dalek-image-voted-best-magazine-cover-of-all-time.html
  17. ^ 英チャールズ皇太子が『ドクター・フー』の撮影スタジオを訪問、ダーレクの声で「抹殺せよ」と指令!?
  18. ^ バッキンガム宮殿パーティーに異星人


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