ダブルドラゴン (映画) 登場人物・キャスト

ダブルドラゴン (映画)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/02/07 04:36 UTC 版)

登場人物・キャスト

コガ・シューコー
演 - ロバート・パトリック、日本語吹替 - 江原正士
陸地の殆どが水没した世界の支配を目論む悪の権化。メダリオンの片割れから秘められた力を引き出す事に成功しており、その力でストリートギャングを掌握、彼らを使ってニュー・アンゼルスを手中に収め野望への足がかりにしようとする。名前は偽名で、本人曰く「戦国武将の名前をいただいたもの」。サトリとは面識があった様である。
吹替版で声を演じた江原は、パトリックの名を知らしめた『ターミネーター2』でも彼の演じたT-1000の声をアテている(ゴールデン洋画劇場版)他、本作と同じく日本製の格闘アクションゲームを原作とした『DOA: Dead or Alive』でも敵役を演じている。
ネオジオ版で最後に対戦する相手もシューコーだが、映画版と比べてよりオリエンタルな外見にアレンジされ、東洋魔術的な技を使うキャラクターとなっている。
ジミー・リー
演 - マーク・ダカスコス、日本語吹替 - 子安武人
冷静沈着で思慮深い性格の、リー兄弟の兄。そのファイトスタイルは弟のビリーと比べて技の多彩さや力強さを感じさせ、またその場にあるものを活かして戦うという臨機応変さにも富む。直情的でやや子供っぽい性格のビリーには手を焼かされる事もあるが、たった一人の肉親として深い絆で結ばれている。自分達兄弟を見守ってくれていたサトリには、庇護者に対する思慕以上の想いを持っていた。クライマックスでは赤い胴衣に身を包み、シューコーに立ち向かう。
ビリー・リー
演 - スコット・ウルフ、日本語吹替 - 林延年
血気盛んで調子に乗り易い性質ではあるが、兄のジミー同様正義感に溢れるリー兄弟の弟。ファイトスタイルの特徴としては、俊敏さを活かしたスピーディーな戦い方が挙げられる。時に意見を違える事もあるがジミーには絶対的な信頼を寄せている。趣味は車弄りで、兄弟の愛車は彼の自慢の逸品。ストリートギャングの襲撃がきっかけで出会ったマリアンに一目惚れする。クライマックスでは青い胴衣を身に着けるが、この時ジミーを見て「赤じゃなくて良かった」と呟くところを見ると赤い色は嫌いらしい。
なお吹替版で声を演じた林は、PCエンジン版『ダブルドラゴンII』のビジュアルパートではジミーを演じていた。
マリアン・デラリオ
演 - アリッサ・ミラノ、日本語吹替 - 小金沢篤子
ニュー・アンゼルス警察署長デラリオの娘で、髪をショートにした快活な美少女。家族は父の他に母と弟がいる。父親譲りの正義感ゆえに街を荒らすストリートギャングを許せず、ストリートキッズによる自警団・パワーコープスを結成して彼らに対抗している。両親の前では品行方正な少女を装っているが、パワーコープスをストリートギャングの一派と見ている頑固な父には時に意見する事も。
ちなみに劇中で登場するマリアンの弟マークを演じているのは、ミラノの実弟コリー・ミラノである。
サトリ・イマダ
演 - ジュリア・ニクソン
ジミーとビリーの後見人として、混沌とした世界の中で力強く生きる兄弟の成長を見守ってきた女性。名前からも分かる通り日系の血を引いており、それはエキゾチックな風貌にも現れている。シューコーの魔の手から兄弟を逃がす為、その身を犠牲にした。
アボボ
演 - ニルス・アレン・スチュワート
ストリートギャングの一派<モホーク族>のリーダー。シューコーによって人体強化薬の実験台とされてしまう。

  1. ^ 東京国際ファンタスティック映画祭のパンフレットでは、ジム・ユーキッチと記載されていた
  2. ^ ちなみにクレジットなどでは、パトリックの名前が最初に表示される。『ターミネーター2』で一躍スターとなった彼の存在がこの映画においていかに大きかったかがここからも分かる。
  3. ^ コスチュームが映画のクライマックスのものと同様になり、各種必殺技も変身前とはアクションや効果を及ぼす範囲が変化する。
  4. ^ 例としてはジミーの普段着での、1回目の勝利ポーズなど。
  5. ^ プロモーションの一環として。
  6. ^ 但し独自の解説などを加えた日本語版リーフレットが挟み込まれている。


「ダブルドラゴン (映画)」の続きの解説一覧



英和和英テキスト翻訳>> Weblio翻訳
英語⇒日本語日本語⇒英語
  

辞書ショートカット

すべての辞書の索引

「ダブルドラゴン (映画)」の関連用語

ダブルドラゴン (映画)のお隣キーワード
検索ランキング

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   



ダブルドラゴン (映画)のページの著作権
Weblio 辞書 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

   
ウィキペディアウィキペディア
All text is available under the terms of the GNU Free Documentation License.
この記事は、ウィキペディアのダブルドラゴン (映画) (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。 Weblio辞書に掲載されているウィキペディアの記事も、全てGNU Free Documentation Licenseの元に提供されております。

©2024 GRAS Group, Inc.RSS