ゼットン 『ウルトラマンサーガ ゼロ&ウルトラ兄弟 飛び出す!ハイパーバトル!!』に登場するゼットン

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ゼットン

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/02/11 05:52 UTC 版)

『ウルトラマンサーガ ゼロ&ウルトラ兄弟 飛び出す!ハイパーバトル!!』に登場するゼットン

てれびくん付録DVDのオリジナルストーリー『ウルトラマンサーガ ゼロ&ウルトラ兄弟 飛び出す!ハイパーバトル!!』に登場。

バット星人が怪獣兵器を生み出す実験のために怪獣墓場を荒らしていた中、宇宙で暴れていた個体。ある小惑星上にてウルトラマンゼロと戦っていたが、バット星人に回収されて姿を消した。この後、この個体はハイパーゼットンへと改造されることとなる。

これまで同様火球を武器とし、ゼロスラッガーを持ったゼロと素手で互角に渡り合い、プラズマスパークスラッシュによる斬撃にもあまりダメージを受けず、エメリウムスラッシュも吸収して波状光線として撃ち返すなど、その強豪ぶりは健在で、ゼロからも「ウルトラマンを倒しただけのことはある」と賞されている。

『ウルトラマンギンガ』に登場するゼットン(SD)

ウルトラマンギンガ』番外編「残された仲間」に登場。

マグマ星人(SD)が隠し玉として持っていたスパークドールズでダークライブする。降星町を火球で破壊しようとしたところを千草がウルトライブしたウルトラマン(SD)と健太がウルトライブしたウルトラマンティガ(SD)に阻止され、月面で対決。当初は劣勢だったがライブしていたマグマ星人(SD)が分離して加勢したことで優位に立った隙を突き、再び火球による遠距離射撃(マグマ星人(SD)曰く『超遠距離砲』)で降星町を狙うが、ウルトラマン(SD)とウルトラマンティガ(SD)にまたしても阻まれて失敗。最終的には駆け付けたウルトラマンギンガにマグマ星人(SD)共々ギンガクロスシュートで敗北。この時バリアで防ごうとするが破られている。スパークドールズはギンガによって宇宙へと運ばれた。

  • 『スパークドールズ劇場』ではネット版第6回にゲストとして登場。鳴き声を上げるだけで一切喋らない。ハイパーゼットン(イマーゴ)へと変化して見せた。

『ウルトラマンギンガ 劇場スペシャル ウルトラ怪獣☆ヒーロー大乱戦!』に登場するゼットン(SDI)

映画『ウルトラマンギンガ 劇場スペシャル ウルトラ怪獣☆ヒーロー大乱戦!』に登場。

ライブパッドを使った「ウルトライブシミュレーション」で友也がライブし、健太がライブしたドラゴリー(SDI)、ヒカルがライブしたゾアムルチ(SDI)と戦い、最後は乱入してきた千草がライブしたザムシャー(SDI)にドラゴリー、ゾアムルチ共々倒される。

『ウルトラマンX』に登場するゼットン

諸元
ゼットン
別名 宇宙恐竜
身長 60 m[出典 13]
体重 3万 t[出典 13]

ウルトラマンX』第8話「狙われたX」に登場。

ウルトラマンマックスに倒された同族の仇を討たんとするスラン星人クワイラに操られ、地球に襲来した。

エックスとの初戦ではサイバーアーマーを装着したエックスを叩きのめすが、止めは刺さずテレポートで撤退し、大地がサイバーゼットンのカードの開発を焦ることとなる。クワイラの目論見通り、再戦にて完成したゼットンアーマーを装着して洗脳されるエックスや巨大化したクワイラと共に、真の標的であるマックスを3対1という圧倒的有利な状況で追い詰める。

しかし、サイバーエレキングのカードを利用してアーマーの洗脳を解いた大地により、エックスの意志が復活する。ゼットンアーマーの全能力を制御するに至ったエックスと同じ力を至近でぶつけ合う壮絶な戦いの末にゼットンシャッターをエックスの新たな技・ゼットントルネードで破られ、上空からのザナディウム光線を受けてスパークドールズに縮小された。

  • スーツアクター:力丸佳大
  • 第8話の監督を務めたアベユーイチは、怪獣の中でゼットンのことが一番好きであるため、倒しようがないくらい強くしてしまい、最後は勢いとビジュアルで乗り切ったと述べている[80]。アベは、尺があと5分あればエックスとの瞬間移動での対決に押し負けてから火球とバリアでの接近戦に切り替える展開にしたかったと述べている[80]
  • バリアの形状が『マックス』登場時のゼットンシャッターに近い形になっている[80]。Blu-ray BOXの解説では、クワイラが『マックス』の世界から連れてきたものと推測している[81]

サイバーゼットン

Xioが開発したサイバー怪獣の1体。両腕に「Z」の文字があしらわれている。大地が当麻博士(スラン星人クワイラが化けた姿)から渡されたゼットンのスパークドールズを元に完成させたが、そのデータにはクワイラによってアーマー装着時にエックスの意志を奪い、意のままに操れるプログラムが仕組まれていた。このプログラムにはプロテクトがかけられており、外部からの改変を受け付けなかったが、大地によってサイバーエレキングの力で強引に除去された。その後、このカードは劇場版でもワタルによって使用され、アスナが放ったゴモラ振動砲と合わせる形でランドマスケッティからゼットンレールキャノンを放ち、球状になって初代ウルトラマンを苦戦させるゴーグファイヤーゴルザの攻撃を妨害し、初代ウルトラマンの勝利に一役買った。

  • デザインは、初代ゼットンの頭でっかちなシルエットを意識している[82]
  • 『新ウルトラマン列伝』第142話の新撮シーンでは、ラボチームの面々が調整に苦心している様子が描かれ、マモル曰く「リミッターをちょっとでも弱めるとすぐ暴走しちゃう」とのこと。

注釈

  1. ^ ウルトラ怪獣大百科』では、ナレーターが「穴の開いている両目はほとんど見えないが、その代わりに頭に生えているゼットン角がレーダーの役目をしている」と説明している。
  2. ^ 資料によっては光波バリヤー[15]電磁バリア[16][19]ゼットンバリア[20]と記述している。
  3. ^ 本編映像では両腕と胸部でスペシウム光線を受け止め、光線も弱まっていくように描写されているものの、吸収しているという明確な描写はない。また、波状光線の1発目を発射した後に新たな光線を吸収せず2発目を発射しており、吸収して撃ち返すという設定は明確には描写されていない[21]。書籍『ウルトラマン大辞典』(中経出版)におけるゼットンの説明[14]では、『ウルトラマン』に登場した個体にはこの能力の説明書きがないのに対し、『ウルトラマンZOFFY ウルトラの戦士VS大怪獣軍団』の場合は能力として「スペシウム光線を吸収して発射する」とある。
  4. ^ 『デジタル大辞泉プラス』(小学館)では、防御力も初代より高いとされている[38]
  5. ^ 資料によっては火炎弾[14]と記述している。
  6. ^ 書籍『ウルトラマン大辞典』では破壊弾と記述している[14]
  7. ^ 物理学用語で高次元宇宙を指し[87]グラビティプレーン (Gravitybrane) とも称される。詳細はランドール・サンドラム模型を参照。
  8. ^ ゲーム版と異なり、通常のゼットン同様顔から放つ。
  9. ^ 『ウルトラマンサーガ』メモリアルBOXの絵コンテ集によると、翼を失うとバリアー展開能力・瞬間移動能力が失われるという設定になっている。
  10. ^ ツングースカ大爆発をモデルとしている[116]
  11. ^ これにより、当日のTwitterでは「ゼットン」がトレンド入りを果たしている[138]

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