ゼットン 『ウルトラギャラクシーファイト 大いなる陰謀』に登場するゼットン

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ゼットン

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/02/11 05:52 UTC 版)

『ウルトラギャラクシーファイト 大いなる陰謀』に登場するゼットン

諸元
ゼットン
別名 宇宙恐竜
身長 60 m[85]
体重 3万 t[85]

YouTube配信作品『ウルトラギャラクシーファイト 大いなる陰謀』に登場。

宇宙恐魔人ゼットの使役する人工ゼットン軍団の1体として、初代に準拠した容姿の個体と2代目に準拠した容姿の個体が登場。

『シン・ウルトラマン』に登場するゼットン

映画『シン・ウルトラマン』に登場。

本作品では生命体ではなくゾーフィが用意した生物兵器という設定[86]。宇宙にとって害であると判断された惑星を破壊するための天体制圧用最終兵器であり、1テラケルビン(1兆度)の熱球を発射して対象惑星を恒星系ごと滅却する。作中では明言されていないが、設定では過去にも何度か使用されている。

ウルトラマンが光の星で禁じられていた人類との融合を果たしたことにより、マルチバースの全知的生命体に地球人類が生物兵器への転用が可能であることを知れ渡らせたとして、地球を今のうちに廃棄処分するために衛星軌道上に配備された[86]。生成途中でウルトラマンと交戦し、電磁光波防壁でその攻撃を阻むと、反撃してウルトラマンを大気圏に落下させる[86]

しかし、ウルトラマンからベーターシステムの基礎原理のデータを託された禍特対の滝明久によって攻略法が編み出され、熱球の発射直前にウルトラマンがベーターカプセルを点火したことで生じたプランクブレーン (Planckbrane)[注釈 7]へのゲートに押し込まれ、消滅した。

  • ゾーフィに操られるという設定は、『ウルトラマン』の本放送当時における雑誌の記述が基となっている[88]
  • 原典のラインを踏襲しつつ、成田亨が影響を受けたロシア構成主義のラインが取り入れられた[88]

『レッドマン』に登場するゼットン

特撮テレビ番組『レッドマン』第129、132、134話に登場。着ぐるみは『帰ってきたウルトラマン』に登場したゼットン2代目の流用。CS放送でもゼットン2代目として紹介された。

  • 第129話:レッドナイフ、レッドアローをかわすが、レッドフォールで崖下へ落とされて倒される。
  • 第132話:ドラコと共にレッドマンと戦うが、レッドナイフを刺されて倒される。
  • 第134話:ドラコ、サドラコダイゴンと共にレッドマンと戦うが、レッドアローで倒される。
  • 着ぐるみは後に『ウルトラマンレオ』第9話「宇宙にかける友情の橋」にて、怪獣ショーの着ぐるみとして登場している。また、2022年には「レッドマン版」と称してアクションフィギュア化されている[89]

注釈

  1. ^ ウルトラ怪獣大百科』では、ナレーターが「穴の開いている両目はほとんど見えないが、その代わりに頭に生えているゼットン角がレーダーの役目をしている」と説明している。
  2. ^ 資料によっては光波バリヤー[15]電磁バリア[16][19]ゼットンバリア[20]と記述している。
  3. ^ 本編映像では両腕と胸部でスペシウム光線を受け止め、光線も弱まっていくように描写されているものの、吸収しているという明確な描写はない。また、波状光線の1発目を発射した後に新たな光線を吸収せず2発目を発射しており、吸収して撃ち返すという設定は明確には描写されていない[21]。書籍『ウルトラマン大辞典』(中経出版)におけるゼットンの説明[14]では、『ウルトラマン』に登場した個体にはこの能力の説明書きがないのに対し、『ウルトラマンZOFFY ウルトラの戦士VS大怪獣軍団』の場合は能力として「スペシウム光線を吸収して発射する」とある。
  4. ^ 『デジタル大辞泉プラス』(小学館)では、防御力も初代より高いとされている[38]
  5. ^ 資料によっては火炎弾[14]と記述している。
  6. ^ 書籍『ウルトラマン大辞典』では破壊弾と記述している[14]
  7. ^ 物理学用語で高次元宇宙を指し[87]グラビティプレーン (Gravitybrane) とも称される。詳細はランドール・サンドラム模型を参照。
  8. ^ ゲーム版と異なり、通常のゼットン同様顔から放つ。
  9. ^ 『ウルトラマンサーガ』メモリアルBOXの絵コンテ集によると、翼を失うとバリアー展開能力・瞬間移動能力が失われるという設定になっている。
  10. ^ ツングースカ大爆発をモデルとしている[116]
  11. ^ これにより、当日のTwitterでは「ゼットン」がトレンド入りを果たしている[138]

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