セガネットワークカジノクラブ バージョンによる変遷

セガネットワークカジノクラブ

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/11/22 22:52 UTC 版)

バージョンによる変遷

バージョン 1.1

2007年7月23日より、Ver.1.10のロケーションテストが全国の一部アミューズメント施設で行われていた。これまで利用していたSNCメンバーズカードは引き続き利用可能だが、一度1.10でプレイしたカードは1.10でない筐体で利用できなくなるので注意が必要である。ロケーションテストで利用したカードは1.1以降が本格的に稼働した際にそのまま利用できた。

2007年9月11日よりVer.1.11が、10月4日よりVer.1.12が全国稼動開始した。

  • Myレート設定(Ver.2では廃止)
1ゲームごとに、ゲームに1倍から5倍(上級テーブルは1倍か2倍のみ)までのレートを設定できる様になった。例えばレートを2倍にするとBET額が2倍になる代わりにWIN額も2倍になる。これは、自分だけの設定であり他のプレイヤーには影響を与えない。役配当などにも影響するので、上級テーブルで2倍にした時のロイヤルフラッシュは6万チップというまさにジャックポットとなる。
  • 段位認定の方法変更
段位のプレイヤーはこれまでは±1段のプレイヤーと同席した際に発生する段位認定戦でのみ経験値が変動したが、1.10では通常のプレイにおいても経験値変動が発生するようになった。±2段のプレイヤーと同席した際には「直接対決」と銘打ち、そのプレイヤーとのスコアの差により経験値が変動する。また、これまでは一度辿り着けば以後段位変動が無くなった10段のプレイヤーも経験値が変動する様になった。
  • テーブルの設定変更
アンティやベット額などが一部変更されている。主な点では、7スタッドポーカーの初級が2ラウンド制に変更されたり、上級テーブルの150BETが廃止されたりしている。
  • 全国イベント
実施はVer.1.12より。期間限定でセブンカードスタッドポーカー又はブラックジャックの成績で日本一を目指す、全国規模の大会が行われるようになった。大会に参加し、規定試合数以上のゲームを行えば、必ずイベント参加特典が授与され、成績が上位である程、より良い特典が与えられる。

バージョン 2

2008年2月28日から、Ver.2が稼動した。主な変更点は以下の通りである。

  • テキサスホールデムとドローポーカーが追加
    • テキサスホールデムは「手札2枚配布」→「ベット」→「共有札3枚配布」→「ベット」→「共有札2枚配布」→「ベット」→「ショウダウン」という3ラウンド構成となる。
    • ドローポーカーは「手札配布」→「ベット」→「手札交換」→「ベット」→「ショウダウン」という2ラウンド構成。但し特殊ルールとして、交換した際に配られる手札は全体に公開される。そのため交換出来るのは4枚まで。
  • テキサスホールデムでは3人によるトーナメントゲームがプレイ可能。最初に参加料を払って規定枚数の専用チップを受け取り、最大9ゲームをプレイした後の専用チップの枚数が最も多いプレイヤーの勝利。トーナメントゲームのベットはノーリミットルールが採用されている。
  • オールインについて変更が施された。1つが負けたときの強制退場。オールイン自体、ショウダウンまでゲームに参加できることから相手に作戦の幅を狭める効果があり、さらにゲーム場によっては、1枚で50クレジット(10チップルールなら500チップを意味する)とかの価値のあるメダルを採用しているため、オールインで負けた後速やかに参加費(アンティ)が供給できるという『技術上のハンデ』が存在するという問題があった。今回オールイン負けで強制退場されることにより継続的戦術としては使えなくなり、他のプレイヤーにとって目先の不快感から解放されることになった。2つ目がサイドベットの扱い。これまでは宙に浮いたサイドベットはすべて返却だったが、今回からこれについても勝負が発生し、勝者に配当が渡ることになる。
  • ゲームに勝利すると「チャレンジボール」がランダムで獲得出来、チャレンジボールを3つ集めると大量払い出しも可能な「チャレンジゲーム」に挑戦出来る。
    • ファミ通によるプライベートショーのレポートなどによると、ボーナスゲージらしきものが画面写真に無い事や、画面上部のポットの表示がチップとBPに別れていない事などから、これまでのボーナスゲームや30%の控除は何らかの変更もしくは撤廃がなされていることが推測される。

(補注:『アンティ50%・他者BET30%・自分BET0』となっている。自分のBETに控除がないのが画期的。以前のバージョンだとここにも控除率30%がかかっていて、必勝の場面でもMAXすると全員降りた時30%持ってかれてしまうので、MINで対応するという『チキンプレイ』の原因となっていた。今回控除がなくなったことによりこの問題は解決され、戦術としてのMAXが障害無しで出来るようになった)

  • SNC.NETに登録していれば、カード紛失時に再発行が可能になる。

バージョン 2.1

2008年7月23日から、Ver.2.1が稼動した。主な変更点は以下の通りである。

  • テキサスホールデムトーナメントに、「初級」及び「シングル対戦」(CPU対戦)を追加。
    • トーナメントの「初級」及び「シングル対戦」は、メンバーズカードを所持しなくても参加が可能である。参加チップは、中級の半額となり、ランクの変動はしない。
    • なお、従来のゲームは中級となり、ルールの変更は無し。
  • 「チャレンジゲーム」に、「オートスタート」と、「スピード設定」を追加し、ゲームのテンポをアップした。
  • BIGHITのアピール強化。
    • チャレンジゲームや、ジャックポット等の1000チップ以上のBIGHIT情報をリアルタイムで全国のオンラインの筐体に表示される。ゲーム画面上部のテロップインフォメーションに随時、発生した店舗・都道府県・獲得枚数が表示される。なお、店舗内で発生したBIGHITも、従来通り表示される。また、本日の最大チップ獲得情報・スリーセブン情報・ロイヤルフラッシュの情報は一定の間隔で表示される。
    • 本日の獲得チップ情報は、「SNC.NET」のトップ画面にも表示されるようになった。サイトにログインした時点の最新の獲得枚数・店舗名が表示される(1000チップ以下及びゲストでも表示される。)。
  • リプレイ機能を強化。
    • Ver.2までは、7カードポーカーのみだったリプレイ機能を、テキサスホールデムトーナメント及び、チャレンジゲームのベストリプレイを閲覧できるようになった。従来通りテーマが名づけられたリプレイを任意で再生できる。また、店舗内のみならず、全国のベストリプレイを閲覧可能である。
  • 役の成立の確率表示を追加。
    • 手札の左側にある、テキサスホールデム、7カードスタッドポーカーのストレート以上の役が、ブラックジャックは19〜21の成立の可能性を、パーセント確率で表示されるようになった。なお、ドローポーカーのみ確率・成立役は表示されない。

バージョン 3

2009年2月19日から、Ver.3が稼働した。主な変更点は以下の通りである。

  • 麻雀が追加(当初は低レートと中レートのみ)。
  • 初級、中級、上級テーブルの呼び方を、低レート、中レート、高レートテーブルとした。
  • 高レートテーブルでは専用の高レートルールを追加。
  • トーナメントモードにセブンカードスタッドも追加。
  • 上級段位を追加。
    • 従来までは10段が最高ランクだったが、さらに、その段位が追加された。
    • 強者→賢者→王者→覇者→闘王→賢王→帝王→覇王→伏龍へと上がっていく。
  • C-CHIPを導入。
    • C-CHIPは勝利時にPOTの一部(麻雀では役配当の一部)が加算される。
      また、ボーナスカード(麻雀以外)や押さえた他家のアタリ牌(麻雀限定)、チャレンジゲームでも獲得できる。
    • 獲得したC-CHIPはチャレンジゲームに使用できるが、トランプゲームではベット時、麻雀では参加費の支払いやLIFE追加時に通常のチップの半額分までをC-CHIPで代用することもできる(アンティやトーナメントには使用不可)
  • トーナメントモードでも、全国大会を開催。

バージョン 3.1

2009年4月9日から、Ver.3.1が稼働した。主な変更点は以下の通りである。

  • 麻雀にも高レートテーブルを追加。

バージョン 3.2

2009年12月2日から一部店舗にて行われたロケテストを経て、同12月24日よりVer.3.2が正式稼働した最終バージョン。主な変更点は以下の通りである。

  • テキサスホールデムのトーナメントに高レートテーブルを追加。
  • ドローポーカーのシングルにも高レートテーブルを追加。
  • 各カードゲームの中レートテーブルのルールを変更。
  • 7カードスタッドの高レートテーブルを4ラウンド制に変更。
  • 麻雀に於いて以下の通りに仕様変更。
    • LIFE制を廃止。「参加費」のみでプレイ可能になる。
    • C-CHIP使用場所が参加費支払時からリーチ時に変更。
    • 評価ポイントの変換先がC-CHIPから経験値に変更。
    • シングルプレイ時のレート変更機能に対応。
    • 同時牌検索機能を追加。
    • 牌を切る早さに応じて残りタイムが増えるタイムボーナスを追加。
  • メダルバンクに対応。設置店では接続されたSNCの筺体から直接メダルの預け入れや払い出しが可能になる。
  • 段位システムや、1ゲームで使えるC-CHIP数の上限を調整。
  • アイテムを多数追加。
  • 「SNCコンプ」を導入。
    • 利用したチップ数に応じて「コンプポイント」が獲得でき、到達基準を満たすことで専用アイテムや肩書などの特典が受けられる「コンプ会員」になれる。
    • 「コンプ会員」のレベルは下からブルー、シルバー、ゴールドの3種類がある。
    • レベルの変動は月ごとに行われる。
    • コンプポイントを獲得するにはSNC.NETの会員になることが条件。
    • 2010年1月1日より開始されたが、2016年3月31日の23:59を以って終了[4]



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