シーザー・ミラン
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/10/22 16:51 UTC 版)
発言
Q: あなたが犬をリハビリし、飼い主を訓練し、撮影終了した後でも、問題が解決しない場合は?
A: その犬に責任はありません- 「犬の問題ではないのです。常に問題になるのは我々なのです。常に飼い主なのです。犬が健康に育ち、犬らしくあることのできる環境や境遇を作るのは我々の責任です。」[32]
- 「幸福になるために、(犬は)基本的にいい仕事を必要としたり、いい食べ物を必要としたり、頭を撫でられることも必要としています。アメリカでは犬に愛情を与えすぎで運動が不足している傾向があります。」[33]
- 「穏やかで毅然としてください。」
- 「母なる自然に逆らわない。」[34]
- 「子犬はまず鼻で世界を知り、次に目、耳を使います。」[35]
- 「犬には犬らしく鼻を使わせることが大切です。」[36]
- 「あなたがして欲しいことを言っても、(犬は)ことばの内容よりもあなたの内的エネルギー(不安や緊張感)を感じ取ります。」
- 「平和、リラックス、信頼、尊敬、それが私のゴールです。」
- 「犬の飼い主は犬からリーダーとして信頼され、また尊重されなければいけません。」
- 「犬の行動は、闘争、逃走、回避、服従。服従がゴールです。」
- 「人間は群れの不安定なリーダーに従う唯一の動物です[注釈 10]。」
- 「私の手に負えない犬はいません。私は犬をリハビリし、人々を訓練します。I am the dog whisperer.(私は犬の心がわかります)。」
- 「お前が悪いと指を指せば、3本の指は自分を向いている。」 (人差し指で犬を指すと、中指から小指は自分を指す)[37]
- 「犬が教えてくれるのは、毎日が今を生きるチャンスだということ。」[38]
注釈
- ^ 自由に移動してよい範囲。
- ^ 興奮の度合いの制限。
- ^ ただし、犬のエネルギーが有り余っていて発散させる必要がある時や恐怖症の犬に信頼と自尊心を回復する必要がある時は、犬に先頭を行かせる場合もある。
- ^ 肋骨と後ろ足の間の骨のない所。
- ^ 大型犬の場合は強めにタッチし、小型犬には2本指を使い軽めにタッチする。
- ^ 横たわらせて犬の興奮を鎮める方法は、周囲に知らない犬がいる時は自分の犬が攻撃される恐れがあるので行わない[10]。これを行う場合は犬がどんなにあばれても、またキャンキャンとわめいても完全に服従して静かになるまでやり切ることが重要である。犬はあばれることによって悪いエネルギーを発散しているからである。[11]
- ^ リードを後ろに引いて注意すると犬との対決になり、余計に興奮してしまうのでリードは横に引いて注意する。または真上に引いてもよい。注意したらすぐにリードを緩めて、飼い主自身がリラックスする事が重要である。
- ^ 負のエネルギーを溜め込み、深刻な緊張状態で攻撃的になり飼い主の手に負えなくなった犬を前にして、シーザーはこう言った、『触らない、話しかけない、目を合わせないを実行しないと、この状態をつくり出します』。この犬アーギーのリハビリには13週間を要したが、その後も飼い主はアーギーをコントロールすることができずシーザーの犬の群れの一頭とアーギーを交換することとなった。
- ^ 恐怖症の深刻なケースであった元爆発物探知犬ギャビンの場合リハビリに10週間を要し、強い攻撃性と深刻な緊張状態にあったアーギーの場合13週間を要した。
- ^ 群れを作る動物は不安定なリーダーには従わない。
出典
- ^ http://www.people.com/people/article/0,,20391564,00.html
- ^ Cesar Millan - IMDb(英語)
- ^ 『シーザー・ミランの愛犬レスキュー 確執を生む犬』 2015年2月18日、FOX BS238で放映。[出典無効]
- ^ a b 『ザ・カリスマドッグトレーナー〜犬の気持ちわかります〜』 3〜22 家族に攻撃的な支配行動を取るマテオのエピソード。2012年8月6日、FOX BS238で放映。[出典無効]
- ^ a b 『ザ・カリスマドッグトレーナー〜犬の気持ちわかります〜』 1〜18 ビーグル犬のシュガーのエピソード。2012年9月6日、FOX BS238で放映。[出典無効]
- ^ 『ザ・カリスマドッグトレーナー〜犬の気持ちわかります〜』 4〜18 キッチンにある食べ物に執着するワイマラナーのメンフィスのエピソード。2012年12月3日、FOX BS238で放映。[出典無効]
- ^ 『ザ・カリスマドッグトレーナー〜犬の気持ちわかります〜』 3〜18 大きな音に対する不安のために通気口を壊して家の中に逃げ込むレーシーのエピソード。2012年7月23日、FOX BS238で放映。[出典無効]
- ^ 3〜32 飼い主やその家族に支配的行動をとるピットブル犬のバンバンのエピソード。2012年9月16日、FOX BS238で放映。[出典無効]
- ^ 『ザ・カリスマドッグトレーナー〜犬の気持ちわかります〜』 3〜22 人や他の犬に攻撃的なジャーマン・シェパードのアリのエピソード。2012年8月6日、FOX BS238で放映。[出典無効]
- ^ 『ザ・カリスマドッグトレーナー〜犬の気持ちわかります〜』 2〜10 ポメラニアンのウディとウォリーのエピソード。2013年8月19日、FOX BS238で放映。[出典無効]
- ^ 1〜4 室内でのみ飼い主に対し攻撃的になるコリアジンドー犬のジョンビーのエピソード。3〜26 同居人に攻撃的なダックスフントのロータスのエピソード。2012年8月20日、FOX BS238で放映。[出典無効]
- ^ 『ザ・カリスマドッグトレーナー〜犬の気持ちわかります〜』 2〜13 リッジバック・ミックス犬で分離不安症のカルビンのエピソード。2013年8月22日、FOX BS238で放映。[出典無効]
- ^ 『ザ・カリスマドッグトレーナー〜犬の気持ちわかります〜』 2〜18 ピットブル/ポインター・ミックスで犬を連れた人に対し興奮して攻撃してしまうルーンのエピソード。2012年5月13日、FOX BS238で放映。[出典無効]
- ^ 『ザ・カリスマドッグトレーナー〜犬の気持ちわかります〜』 4〜29 けんかが絶えないチワワのピーナットとチコのエピソード。2013年1月12日、FOX BS238で放映。[出典無効]
- ^ 『ザ・カリスマドッグトレーナー〜犬の気持ちわかります〜』 4〜6 独占欲の強いチワワのナチョのエピソード。2012年10月21日、FOX BS238で放映。[出典無効]
- ^ 『ザ・カリスマドッグトレーナー〜犬の気持ちわかります〜』 3〜35 飼い主に攻撃的で常に緊張状態にあるミックス犬(ラブラドールとブルドッグ)アーギーのエピソード。2012年9月29日、FOX BS238で放映。[出典無効]
- ^ 『ザ・カリスマドッグトレーナー〜犬の気持ちわかります〜』 4〜2 来客した子どもに攻撃的で家の中の場所に独占欲を持つミックス犬(シープドッグとコリー)トビのエピソード。2012年10月7日、FOX BS238で放映。[出典無効]
- ^ 『ザ・カリスマドッグトレーナー〜犬の気持ちわかります〜』 3〜15 過去にネグレクトを経験したマーリーのエピソード。2012年7月16日、FOX BS238で放映。[出典無効]
- ^ 『ザ・カリスマドッグトレーナー〜犬の気持ちわかります〜』 3〜33 人や他の犬に攻撃的なスーナーのエピソード。2012年9月22日、BS238FOXスポーツで放映。[出典無効]
- ^ a b 『ザ・カリスマドッグトレーナー〜犬の気持ちわかります〜』 4〜3 食事中に近づくと飼い主に噛み付くレトリーバーのクリケットのエピソード。2012年10月13日、FOX BS238で放映。[出典無効]
- ^ 『ザ・カリスマドッグトレーナー〜犬の気持ちわかります〜』 3〜26 同居人に攻撃的なダックスフントのロータスのエピソード。2012年8月20日、FOX BS238で放映。[出典無効]
- ^ 『ザ・カリスマドッグトレーナー〜犬の気持ちわかります〜』 4〜1 家の中を糞尿で汚しまくり、散歩がまったくできないフラフィーのエピソード。2012年10月6日、FOX BS238で放映。[出典無効]
- ^ 『ザ・カリスマドッグトレーナー〜犬の気持ちわかります〜』 3〜1 両前足がないチワワ・ミックスのビンキーのエピソード。2013年9月6日、FOX BS238で放映。[出典無効]
- ^ 3〜36 特別編、犬の迎え入れ方。2012年9月30日、FOX BS238で放映。[出典無効]
- ^ 3〜26 縄張り意識の強いジャーマンシェパードのジョーイのエピソード。2012年8月20日、FOX BS238で放映。[出典無効]
- ^ 4〜10 シュナウザー/プードル・ミックスのマックスとボクサー犬のアリのエピソード。2012年11月4日、FOX BS238で放映。[出典無効]
- ^ Lee, Jasen (2008年4月27日). “Top dawgs: Smart shopping for a trainer can lead to well-behaved pets”. Deseret News. 2010年1月8日閲覧。
- ^ “Daddy”. Ceser's Way. 2010年1月8日閲覧。
- ^ “In Memoriam: Daddy the Pit Bull”. 2010年2月21日閲覧。
- ^ 『シーザー・ミランのピットブル・ストーリー』(原題:Cesar Millan: Love My Pit Bull)2015年2月27日、FOX BS238で放映。[出典無効]
- ^ Johnson, Morieka V. (2006年4月4日). “Dog's best friend”. AZ Central. 2010年1月8日閲覧。
- ^ “Jada Pinkett Smith Takes the Lead”. Cesarsway.com, Larry Sutton. 2010年2月25日閲覧。
- ^ Woolhouse, Megan (2006年5月21日). “'Whisperer': We love our dogs too much”. The Boston Globe, Matthew Gilbert, ,July 26, 2006
- ^ “Cesar Millan's dog Daddy dead at 16”. United Press International, Feb. 22, 2010. 2010年2月24日閲覧。
- ^ 『ザ・カリスマドッグトレーナー〜犬の気持ちわかります〜』 4〜23 特別編、理想の犬の育て方。2012年12月27日、FOX BS238で放映。[出典無効]
- ^ 『ザ・カリスマドッグトレーナー〜犬の気持ちわかります〜』 4〜8 ジャックラッセルテリアのエルビスのエピソード。2012年11月1日、FOX BS238で放映。[出典無効]
- ^ season4 ep13の番組末。[出典無効]
- ^ 『ザ・カリスマドッグトレーナー〜犬の気持ちわかります〜』 3〜4 ピットブル/チャウチャウ・ミックスのジーナのエピソード。2013年9月12日、FOX BS238で放映。[出典無効]
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