シン・タイタニック シン・タイタニックの概要

シン・タイタニック

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/06/02 16:53 UTC 版)

シン・タイタニック
Titanic 666
監督 ニック・ライオン
脚本
  • Jacob Cooney
  • Jason White
製作 David Michael Latt
出演者
音楽
  • Christopher Cano
  • Mikel Shane Prather
  • Chris Ridenhour
撮影 Taylor James Randall
編集 Justin Arbabi
製作会社 アサイラム
配給 Tubi
公開
  • 2022年4月15日 (2022-04-15)
上映時間 91分
製作国 アメリカ合衆国
言語 英語
テンプレートを表示

アサイラム製で、『タイタニック2012』(Titanic II、2010年)の続編となる。ニック・ライオンが監督を務め、ジェイミー・バンバーキーシャ・シャープ英語版が出演している。タイタニック号沈没事故から110年目となる2022年4月15日に、配信サービスのTubiで公開された。

この映画は概ね不評を博し、SNS上のユーザーからは本作が『タイタニック』(1997年)や『STUDIO 666/スタジオ666英語版』(2022年)に似ているとの指摘をされた[2]

あらすじ

タイタニック3号の処女航海に乗り出したデジタルインフルエンサーの一行は、奇怪な現象に出くわすことになる[1]

キャスト

後に、エドワード・スミス船長の曾孫であることが明らかになる

評価

Waldemar Dalenogare Netoは1/10のスコアと評価し、「誰が見ても、それを信じていないと思うが、アサイラムはなんとか自らを克服しようとしていた(中略)すでに駄作だとわかっていた、なにしろ予告編からしてすでに侮辱的だ(中略)悲劇(タイタニックが沈没した追悼記念日)を扱うときの悪趣味さ(中略)タイトルがそう思わせるかもしれないが、この映画はホラー映画ではなく、実際には、極めて貧相なグラフィック効果と完全に方向性を見失ったキャスト陣という代償を払ってもなお、呆れる内容でしかない」と言及している[1]

ペースト誌のレビューで、Matt Donatoはこの作品を4/10と評価し、「Netflixがオリジナル作品でオスカーを狙う一方で、TubiはSyfyの深夜帯作品と同等のストリーミング配信で満足しているようだ。(中略)私は今年、『Titanic 666』よりも悪い映画を見たが、より良い作品の方が多すぎた。(中略)あらゆる予想を覆して、『Titanic 666』は作品自体のせいで、あまりにも劇的で真面目くさっている」と言及した[3]

Crooked Marqueeでは[4]、Josh Bellが「C-」と評価し、「遅々として物語が進まない退屈な幽霊船物語で、そのささやかな恐怖にたどり着くまでにあまりにも時間がかかりすぎている」と指摘している。また、「リディア・ハーストは、タイタニック号の犠牲者の記憶を恥ずかしげもなく利用しようとする振る舞いを呪うために彼らの霊を呼び出す、タイタニック号の犠牲者の子孫として、相応しいわざとらしさを備え、アナリン・マッコードは、早々に退場してしまうナルシストなインフルエンサーを演じているので見ていて楽しいです。しかし、幽霊そのものは無味乾燥で表現が乏しく、勇敢で自己犠牲的な船長(キーシャ・シャープ)は、航海が予想通り混乱に陥るにつれ、弱い主人公になってしまう」と述べてもいる[5]




「シン・タイタニック」の続きの解説一覧



英和和英テキスト翻訳>> Weblio翻訳
英語⇒日本語日本語⇒英語
  
  •  シン・タイタニックのページへのリンク

辞書ショートカット

すべての辞書の索引

「シン・タイタニック」の関連用語

シン・タイタニックのお隣キーワード
検索ランキング

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   



シン・タイタニックのページの著作権
Weblio 辞書 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

   
ウィキペディアウィキペディア
All text is available under the terms of the GNU Free Documentation License.
この記事は、ウィキペディアのシン・タイタニック (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。 Weblio辞書に掲載されているウィキペディアの記事も、全てGNU Free Documentation Licenseの元に提供されております。

©2024 GRAS Group, Inc.RSS