ザンキゼロ ザンキゼロの概要

ザンキゼロ

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/11/13 19:45 UTC 版)

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ザンキゼロ
ZANKI∞ZERO
ジャンル ノンストップ残機サバイバルRPG
対応機種 PlayStation 4
PlayStation Vita
開発元 ランカース
発売元 スパイク・チュンソフト
プロデューサー 寺澤善徳
ディレクター 菅原隆行
美術 中尾文子(キャラクターデザイン)
発売日 2018年7月5日[1]
2019年3月14日
対象年齢 CEROD(17才以上対象)
テンプレートを表示

スパイク・チュンソフトの新規IPによるRPG。プロデュースの寺澤善徳やディレクションの菅原隆行など『ダンガンロンパシリーズ』のスタッフが中心となって制作される。開発担当はランカース。人類最後の生き残りとなった8人のクローン人間達が死と再生を繰り返しながら、文明が崩壊した世界でサバイバル生活をおくるという内容[2]。章ごとに主人公が変わる複数主人公制を取っている。

キャッチコピーは「人類滅亡まで残機8人」。

ストーリー

西暦2018年。あの夏の夜。 たった一晩で、世界は終わっていた。 廃墟が漂うこの地球[ホシ]で、僕らはまだ、生きている。 廃墟が漂流する地球。 ビル、住宅、電柱、車、信号機、アスファルト― 現代文明は滅び、海を漂う廃墟となっていた。

そんな廃墟で目覚めた8人はクローン人間であった。 僅か13日で成長し、寿命を迎える。 彼らは例え生命活動が停止しても、所定の手順を踏むことにより新たな肉体で再生[エクステンド]することができる。 8人は世界が破滅した理由と失った記憶を取り戻すためにサバイバル生活を送ることとなる。

ゲームシステム

概要
プレイヤーは、8人のクローン人間を操作して、人類再興のカギを握るエクステンドマシンを完成させるために、パーツを集めていく。
パーツは廃墟と呼ばれるダンジョンに隠されており、最奥部にいるボスを倒すことで入手することができる。
しかし、廃墟には特異な進化を遂げたらしき様々な動物やクリーチャと呼ばれる怪物が徘徊しており、さらに落とし穴や矢のトラップなども仕掛けられている危険地帯となっている。加えて、短い寿命もあって容赦なくその命を奪われていくこと請け合いである。
これに対してプレイヤーは死亡したメンバーをエクステンドマシンを使って蘇生し、さらにシガバネボーナスという仕組みを利用することで不利を覆して探索を進めていくことになる。
また、サバイバルなので空腹や便意といったパラメータの変化により行動に制限が出る場合があり、アイテムなどを駆使してうまく回避したり回避しなかったりするのが主なプレイ方法である。
探索
フィールドは3Dダンジョン式になっており、十字キー・×ボタン・LRキーなどで移動・操作キャラクター(アクティブキャラクター)変更、左スティックでカーソル操作、□ボタンで攻撃、△ボタンで持ち物、○ボタンでアイテム取得およびクリオネ、OPTIONボタンでメニュー、となっている。移動方法はコンフィグで変更可能。方向キー上の二度押しで前方へダッシュする。
ターンというものはなく、ただ立っているだけでも時間が経過する。敵との戦闘でも同様であり、相手の攻撃に合わせて範囲外まで移動することで回避できる。一方、アイテムメニューやマップを開いている間も時間は止まらないので、整理などをしている間に攻撃を受ける場合もある。
廃墟では、フロア移動時にある程度時間が経過していると日数経過が発生する。この際、生存日数が規定値に到達すると幼年期→青年期→壮年期→老年期→老衰(死亡)とシフトしていく。老衰までの日数は、後述のシガバネボーナスによって青年期・壮年期が2日まで延長され、最大で17日となる。
探索中は時間経過でスタミナが減少していき、これが尽きるとHPが減少していくようになる。これを回避するためには食事をする必要があるが、何かしらを食べるたびに便意が、さらに各人に設定された嫌いなものや生肉などを食べた場合はストレスおよびクリオネの侵食度が上昇してしまう。これらが最大になるとペナルティが発生する。ただし、発生状態で死ぬとシガバネボーナスが発生する。便意はトイレを使用することで、ストレスは好物や水を口にすることで減少させることができる。なお、各人に固有の食物アレルギーが存在する。(調理済みを含めて)アレルギー対象や毒物を食べると死亡してしまうが、後述のシガバネボーナスにより以降は平気となる。
主に廃墟の最奥部では、「ザンキハッチ」というものがあり8人全員生存していないと開けることができない。ただし、一度開けてしまえば基本的に出入りしても開いたままである。
攻略中の廃墟では特定の場所でイベントが発生する。イベントではメンバー同士の会話が発生するが、この時点で死亡しているキャラクターも普通に会話に参加する。
クリアした廃墟では、青いマーカーのイベントポイントが出現する。この場所に到達するとイベントが発生し、大量のスコアが獲得できる。特定のキャラクターが青年期などの条件が設けられている場合もあり、こういったケースではスチルが表示される場合がある。
なお、マップを埋めきったところでトロフィーの獲得などはない。
廃墟内では難易度ごとに決まった割合だけ所持スコアを消費してベースへと帰還することができる(時間は経過しない)。これはスコアが0であっても使用可能。また、ベースから廃墟に移動する場合は日数経過は起こらない。
障害物
廃墟の中には様々な障害物が設置されており、容易に進行することはできなくなっている。仕掛けの類は一度起動させると、扉の類は前方に捉えるとマップに表示されるが、罠の類は壁に埋め込まれたものはマップに表示されないので注意が必要。
  • スイッチ:レバー式&押しボタン式はレバー、踏みボタン式は丸いボタンで表示される。一定時間後に仕掛けが稼働する・何かが乗り続けていないと稼働しないなど様々なパターンがある。
  • 扉:通常の扉は観音開き、スイッチ式は防火シャッター、アイテムで開く扉は電子ロックで表示される。また、偶数または奇数日のみ開く連動扉は灰色の巻き取りシャッターで表示され、他はすべて緑。
  • 罠:落とし穴は丸い黒穴、床トラップは雷マーク、つまずき石は赤い丸で表示される。特定範囲にダメージが発生するエフェクトが発生する。スイッチによって稼働したり停止したりする場合がある。
アイテム
フィールドにはアイテムが落ちている場合があり、カーソルを合わせて○ボタンで回収できる。回収するのはアクティブキャラクターであり、持ち物がいっぱいだと回収できない。1つのマスに配置できるアイテムは5つまで。段ボールなどの特定のオブジェクトを調べると入手できる場合がある。物語の進行に合わせて配置テーブルが変化し、新しいアイテムもドロップするようになる。
アイテムメニューでは、まずアイテムを選択して手に取り、その後別のキャラクターに渡したり使用したり装備させたり、前方に置いたり放り投げたりができる。なお、スキルやシガバネの条件判定では誰が所持していたアイテムかも参照される。
キャラクターには持ち運べるアイテムの重量に上限があり、前線に出ているキャラクターは所持しているアイテムの重量が上限に対して一定の割合を超過するとストレスの上昇速度が上がるなどのペナルティが発生し、上限をオーバーしていると移動できなくなってしまう。サポートメンバーはどれだけオーバーしていても移動に影響はない。
フィールドに置かれたアイテムは日数や章が経過しても消滅はしないが、海などに向かって投げると消滅してしまう(壁にぶつかれば一部を除いて消滅はしない)。また、水辺や特定の敵が近くにいる場合など、死亡時の状況次第ではアイテムが消滅してしまう場合もある。アップデートにより、水辺に消えたアイテムはガレキ島の浜辺に流れ着くようになった。
各廃墟には、毎日特定の場所にランダムでアイテムが再配置される。オブジェクトから入手できる場合も同様に再配置されるが、一部ランダムで中身が変わる場合もある。もっぱら水辺に落ちていることが多い。確率は低いが、かなり貴重な品が流れ着く場合もある。
他にも、特定のポイントで狩猟・釣り・採取が実行可能であり、この手段でのみ獲得できるアイテムは多い。実行には該当するアイテムを前線メンバーの誰かが所持している状態で、該当するスキルを習得しているキャラをアクティブにしてその場所を調べる必要がある。調べられる回数はスキルレベルによる。
一部アイテムは終盤では供給過多であり、消費しきれないアイテムはガレキ島内の水辺に放り捨てるなどして処理する必要がある。
死亡とエクステンド
キャラクターにはHPが設定されており、攻撃を受けたり罠にかかったりすると減少していき、最終的には死亡してしまう。死亡した場合、装備品を含めて持っていたアイテムは全て地面に落ちる。
死亡したキャラクターはエクステンドによって新しいクローン体を生成することができる。ただし、そのためには主に敵の部位破壊・撃破などで手に入る「スコア」を消費する必要がある。スコアさえ足りていれば回数に制限はない。
敵を倒して獲得したスコアは、エクステンドマシンを調べないと正式にプールされない。なお、エクステンドマシンにプールされたスコアは上記の帰還の際には消費されない。プール時には100万以上は表示されないが、実際は問題なくプールされる。
エクステンドしたキャラクターはサチカを除いて幼年期の体となってしまう。幼年期の間はステータスが低下し、さらに重い武器などは使用できない。アップデートにより、幼年期でも全ての武具を装備することは可能となったが本来の性能の1/4の効果しか得られなくなった。また、幼年期のキャラに不向きな装備は「幼年期△」と表示されるようになった。
作中における「生涯で」という言葉は、クローンが生成されて一度死ぬまでを指す。
シガバネボーナス
キャラクターが死亡した際、その状況に応じて個別にアンロックされるボーナス。
例えば、酸"で"殺された、男性型クリーチャ"に"殺された、3方向が壁に囲まれた"状態で"殺された、というようにいくつかパターンが存在している。また、キャラクターごとに固有のものもある。
シガバネボーナスはエクステンド時に活性化させることで寿命の延長や特定要素に対する耐性の獲得といったボーナスを得ることができる。主に死因・敵に対してはそれに対抗する耐性が、状況に対しては攻撃力アップなどの効果が得られる。
獲得後は以降ずっと適用されるが、獲得するたびにエクステンドに必要なスコアが増加していく。任意にボーナスを活性化させずにエクステンドすることも可能。ただし、特定のシガバネボーナスのみ活性化させることは不可能であり、0か100かの選択しかできない。一部、特定のシガバネボーナスを得ていると開錠できない仕組みがある。
未発生のボーナスは各キャラクター固有のもの以外は大雑把なヒントが記載されており、誰かしらが獲得することで全員開示される。
各キャラクター全ボーナス発生でトロフィーが獲得でき、パワーアップもできることから、寿命が近づいたキャラクターはできるだけ未体験の死因で死亡させることが攻略のカギである。
戦闘
廃墟では様々な敵が出没し、多くは8人を見つけると攻撃を仕掛けてくるので、その敵に対して左スティックでカーソルを合わせて□ボタンで攻撃を行う。
長押しすることでチャージ攻撃となる。攻撃可能な人数分だけチャージすることができ、連続攻撃が行われる。この攻撃は、メンバー同士の仲がいいと強化される。また、後述するコンボの発生や部位攻撃など優位点が多数存在するが、遠距離攻撃はチャージ武器では行われない。チャージ中に移動すると普段よりスタミナが速く減ってしまう。チャージゲージにはピンク色のマーカーが存在しており、このタイミングで一旦ボタンを離してまた押すと、攻撃可能なキャラ全員が一気にチャージ終了する。
一度攻撃を行ったキャラクターはクールタイムが発生して数秒間攻撃できない。チャージ時間やクールタイムはキャラクターとその状況によって異なる。
連続してチャージ攻撃を当てるとコンボが発生し、コンボカウント横にあるゲージが尽きるまでにさらに攻撃を当てることでコンボが継続する。多くコンボを繋ぐことで、ゲージが尽きた後にボーナスでスコアが獲得できる。
武器の中にはスリングや弓、銃など「投射武器」が存在しており、攻撃するたびに専用の弾を消費する。ただし、弾が切れていても近接攻撃には使用可能。投射武器は女性のみスキル適性がある。
敵のHPを0にできれば撃破でき、経験値が獲得できる。動物であれば一部を除いて確定で肉が、ランダムで素材アイテムなどのサブアイテムをドロップする。なお、高難易度でないとドロップしないアイテムもある。
敵によっては部位が存在している場合があり、そこにカーソルを合わせて攻撃することで部位へのダメージとなり、一定以上与えることで破壊できる。部位破壊は別途に経験値が獲得でき、スコアも高め。また、その部位を使った攻撃を封じられたり隠されていた弱点が露出したりする。特定個所の部位破壊によってのみドロップするアイテムもある。
敵によっては左右や背後を含めた広範囲への攻撃が可能な場合があり、正面を向いてなくも油断は禁物。敵の攻撃はすべて別の敵に対してダメージが発生するため、巻き添えで倒される場合もある。
拠点であるガレキ島には敵は出現しないが、稀にダンガンロンパシリーズのキャラクター「モノクマ」が出現する場合がある(出現時に笑い声が聞こえるというメッセージが出る)。接近すると攻撃してくる。撃破すると大量の経験値と強化素材、貴重な装備が入手できる。他にも、ケイトラセオイという種類の獣が登場する場合がある。
一度倒した敵は廃墟から脱出してもやられたままだが、数日経過すると復活する。また、破壊した部位などは出入りした時点で回復する。ボスも、しばらくすると登場した場所に復活する他、ストーリーが進むと別の場所でも出現する場合がある。
敵味方の攻撃にはいくつか属性が存在しており、キャラごとに細かい耐性に差異がある。属性は打・斬・突・音波・高温・酸・低温・電気・腐敗がある。
状態異常
敵の攻撃の中には毒・麻痺・怯え・負傷・悪臭といった状態異常を受けるものがある。毒は時間経過によるダメージ、麻痺は攻撃の不可、怯えはクリオネの使用不可、負傷は攻撃力と積載重量の低下、悪臭はストレスの増加と敵の察知感度上昇、といった悪影響をおよぼす。
状態異常にかかったまま死亡するとその種類に応じたシガバネボーナスが獲得でき、付与率の低下と影響の軽減という恩恵が得られる。ただし、影響を0にすることはできない(麻痺なら、通常攻撃は可能でもチャージはできない)。
また、怯え以外は、毒なら出血毒・神経毒・細菌毒と複数のパターンが存在しており、キャラによってどれに耐性があるかが異なる。シガバネボーナスはこれらすべてに存在している。
状態異常は別の状態異常を受けると上書きされる場合があるほか、最低難易度ではそもそもかかることはない。
クリオネ
ストーリー途中から獲得できる、寄生生物による特殊能力。○ボタン長押しで、操作キャラクターがクリオネモードに移行する。ただし、幼年期では使用不可。
攻撃型と補助型が存在し、各キャラクター1つずつ装着できる。ただし、装着にはエクステンドマシンを使う必要があり、さらにスコアを消費する。一度装着したクリオネは死亡しても解除されないが、付け替えや再装着にはスコアが必要。
敵にカーソルを合わせることで攻撃型、画面左右にあるキャラの顔アイコンにカーソルを合わせることで補助型の効果を発動する。
クリオネは使用すると侵食度が上昇し、100%に到達すると暴走によって死亡してしまう。侵食度は基本的に死ぬ以外でリセットされない。老年期では侵食度の上昇が低下する。
ボスをはじめとするクリオネ持ちの敵を倒すとドロップすることがある「卵」を回収し、クリオネ移植を選択することで使用可能にできる。アクティブにした卵は以降ドロップされないが、アクティブにしていない場合は重複入手してしまう場合がある。
ベース
ガレキ島にあるガレージを中心とした拠点。
倉庫、工作室、寝室、料理室、トイレといった施設を作成・拡張することができ、生活を有利にしていくことができる。ただし、素材とスキルが必要。とりわけパーテーションや鉄柵など専用素材は貴重なので、紛失しないように注意が必要。
  • 倉庫:アイテムを置いておける。野ざらしでも消滅しないゲームなので重要度は高くないが、アイテム作成時には自動で参照してくれる。
  • 工作室:武器をはじめとするアイテムの作成や装備の強化ができる。
  • 寝室:1日経過するが体力を回復できる。また、「ソイネマッチング」で2人を1つの部屋で過ごすことで、スタミナを消費するがボーナスを獲得できる。
  • 料理室:食材を調理して、回復効率を上げたりできる。各キャラクター1日につき2回まで実行可能(ミナモはスキルによって回数増加)。また、この施設は廃墟内に配置されている場合がある(作成可能なアイテムは料理室レベル依存)。
  • トイレ:便意を解消できる。ただし、レベル1だと汚くてストレスが溜まってしまう。こちらも廃墟内に配置されている場合がある。
ソイネマッチング
就寝時に二人で一つの部屋で寝ることで、各キャラ固有のボーナスを取得できる。ただし、スタミナが30%減少してしまう。
生涯で初めてのソイネマッチングをした場合、そのキャラとの間に「ロストオーバージーン」が発生し、さらにボーナスが発生する。
寝室のレベルを上げることで、ソイネマッチング対象との間の好感度を上げることができる。これが一定以上になると各組み合わせで仲良くなる過程のイベントが発生する。
また、最大まで上がった状態でソイネマッチングをすると各組み合わせ3回まで一枚絵付きの「添い寝イベント」が発生するが、会話の内容が確実にただ添い寝しただけのものではない。このイベントは廃墟の任意イベントと違い、キャラの世代に関わらず発生し一枚絵もその世代に合わせたものになる。そのため、青年期以外は色々危険。
スキル
経験値を獲得していくとレベルアップが発生し、スキルポイントを獲得できる。このポイントを消費して、キャラクターごとに設定されたスキル一覧の中から任意のスキルを習得できる。ただし、特定のスキルが一定レベルになっていないと習得できないものも多い。
スキルは攻撃力アップなど攻撃を有利にするもの、料理など生活を有利にするもの、金庫開錠の容易化など探索を有利にするもの、といった効果がある。また、状態異常を回復する薬類は該当するスキルを持ったキャラクターが生存していないと使用できない。
全キャラ共通で習得できるスキルでもキャラごとに適性が存在しており、最大レベルが異なる場合がある。
割り振ったポイントはエクステンド時に大量のスコアを消費することでリセットできる。ただし、ボーナス活性化が強制であり、ただ活性化した場合の5倍ものスコアが必要となる。
アルバム
ストーリーが進行すると解禁される機能。過去のイベントを回想することができる。
任意に各キャラの世代を変更することができ、本来は状況的にあり得ない設定も可能。上記の添い寝イベントもこれに合わせて変化する。
ステミスカイ
ストーリー進行で解放されるミニゲーム。横スクロールシューティング。ランキングに入ることでトロフィーを獲得できる。
操作方法は、左スティックで高速移動、十字キーで低速移動、○ボタンで通常弾、×ボタンで近接攻撃、右スティックでレーザー、となっている。HPが存在しており、これが0になるとボムが発動して画面全体にダメージを与えつつ撃墜となる。
ステージ構成は完全ランダムであり、同じ開始直後でも壁が配置されているか否かやボスの攻撃パターンさえも異なる。その上で、ステージ進行で敵やボスの構成に新パターンが追加され、時間経過で敵の攻撃は激しくなっていく。
スコアを獲得していくと、スコア下のゲージが伸びていき、最大になると残機が増える。状況次第では一度に5,6機増えることもある。残機アイコンは4つまでだが、5以上は数値に変更される。
特徴として、スコア倍率があることとHPが単純に耐久力である以外に燃料も兼ねているということ。
スコア倍率は敵を連続で倒し続けることで維持され、最大9.9倍まで上昇するが、敵を撃破せずに一定時間が経過すると即座に1倍に戻されてしまう。高得点を目指すためにはこの倍率を高く維持することは必須であり、スコアの獲得=残機の増加というシステムもあって、基本的にスコア倍率>HP残量という優先度となる。そのため、障害物などで敵の素早い撃破が難しい状態になってしまった場合、残機に余裕があればあえて撃墜されてボムで攻撃するなど倍率維持を狙うのも手の一つとなる。
また、このゲームの攻撃は全てHPを消費する。当然のことながら、有用・強力な攻撃ほど燃費は悪い。不足する場合は不発とならず、即座に撃墜となる。
上記の通り、攻撃はボムを除けば3種類あり、それぞれ威力・攻撃範囲・消費・スコア倍率が異なる。そのため、状況に合わせて素早く使用する武器を選択する必要がある。
  • 通常弾:正面に弾を1発撃つ。長押しで撃ち続けるが、連打する方が連射速度は速い。消費は少ないが、正面のみ・低威力・弾を消せないなどの弱点があり、もっぱら雑魚向き。
  • 近接攻撃:近距離全方向に対して攻撃を放つ。消費は増えたが威力の倍率はそれ以上のため、効率はいい。弾を消去できるため緊急時の防御にも使えるが、発動時間が短く連射性が通常弾ほどではない。通常弾の2.5倍のスコアが獲得できるため、ボス戦で活躍する。
  • レーザー:右スティックを傾けた方向にレーザーを放つ。幅が太くないため、慣れないと狙い撃ちが難しい。弾を消すことも可能。HPさえあれば継続して撃ち続けられるので全方位の敵を蹴散らしたりもできるが、消費が最も激しく威力も近接攻撃ほどではない。得点レートは1.5倍。
一方、敵にはバリアを持った敵が配置されている場合がある。バリア持ちは通常のものと比べて輪郭の色が異なっており、その色に対応した攻撃は完全に無効。緑は通常弾、赤は近接、青はレーザー、紫は近接・レーザー、黄は通常弾・近接、水色は通常・レーザーが、それぞれ無効となる。ボスにもこのバリアが設定されている場合がある。この配置も完全ランダムで、ボスが紫バリア(通常弾のみ有効)を持っていたら諦めた方がいいと言える。
ランダムでアイテムが出現する場合があり、接触することでボム発動・一定時間レーザー無消費・移動速度アップ・スコア獲得の4種類のいずれかを発揮する。このアイテムを何回か撃つことで別の効果に切り替えられるが、撃つたびに上下に逸れていってしまい、画面外に行きやすくなる。また、過剰に攻撃すると壊れてしまう。
コツとしては、見敵即殺のような攻撃はせず、できるだけ画面に敵が絶えない状況を維持しつつ撃破していく必要がある。とりわけボス戦前後は敵の数が少ないので注意が必要。燃費は悪いが背後や全周囲からの敵に対してはレーザーをあまり惜しまず使い、壁で阻まれたらあえて自爆してボムで殲滅し、ボスは周辺の子機も含めて近接攻撃で倒していくと高スコアが獲得しやすい。攻撃の選択・HPと残機の運用・敵構成が都合がいいかの運、といった要素が重要となる。倍率を意識してプレイするか否かで5倍前後はスコアに差が出る。

  1. ^ ノンストップ残機サバイバルRPG『ザンキゼロ』の発売日が7月5日に決定! 予約特典や購入特典の情報も公開”. Gzブレイン (2018年4月26日). 2018年5月8日閲覧。
  2. ^ 『ザンキゼロ』世界観&ゲームシステムが公開 8人の主人公は寿命がわずか13日のクローン人間!”. Gzブレイン (2018年3月30日). 2018年5月8日閲覧。
  3. ^ 低難易度かつ攻撃力の高い武器を使えば、部位破壊から再生までの間に回復量を上回るダメージを与えて倒すことは可能。





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