クリオ (犬種) クリオ (犬種)の概要

クリオ (犬種)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2015/07/05 16:33 UTC 版)

歴史

原産地にしかいない、極めて珍しい犬種である。クリがトゥアモトゥ諸島に渡ってきて進化し、土着の犬種になったものである。半野良生活をしていて自力で浅瀬の魚を捕らえて食べる傍ら、狩猟や漁を手伝ったりして人間と関わってきた。しかし、他犬種との雑種化が進んだことにより純血個体数が減少し、19世紀後半には13頭が確認されたものの、現在クリオの生存数ははっきりしない。絶滅したとも考えられているが、1960年代に仔犬が3頭見つかったという話が話題になった。しかし、このことは事実かどうか分からず、この仔犬たちがクリオかどうか疑わしいと指摘する専門家もいる。

特徴

クリに比べややコートは長いが、シングルコートで日差しを防ぐ事が出来るようになっているといわれている。毛色は白かクリーム。立ち耳、サーベル形の垂れ尾で日本犬に似たスピッツタイプの犬種である。短足でサイズは中型犬並みであるが、体高、体重、性格は不明である。

参考

『デズモンド・モリスの犬種事典』(誠文堂新光社)デズモンド・モリス著書、福山英也、大木卓訳 誠文堂新光社、2007年

関連項目




「クリオ (犬種)」の続きの解説一覧



英和和英テキスト翻訳>> Weblio翻訳
英語⇒日本語日本語⇒英語
  

辞書ショートカット

すべての辞書の索引

「クリオ (犬種)」の関連用語

クリオ (犬種)のお隣キーワード
検索ランキング

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   



クリオ (犬種)のページの著作権
Weblio 辞書 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

   
ウィキペディアウィキペディア
All text is available under the terms of the GNU Free Documentation License.
この記事は、ウィキペディアのクリオ (犬種) (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。 Weblio辞書に掲載されているウィキペディアの記事も、全てGNU Free Documentation Licenseの元に提供されております。

©2024 GRAS Group, Inc.RSS