エルフォッド エルフォッドの概要

エルフォッド

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/03/12 09:55 UTC 版)

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エルフォッドに関する記述はアングルシー島にあるホリーヘッドの修道院の若き一員として現れる。また後年768年にイースター祭の日を決める方式にカトリック方式に倣うローマと同じくするように説いたが、この時も彼は比較的若年であったとされている。ウェールズの年代記である『諸侯たちの年代記 (Brut y Tywysogion)』によれば、 「その年(758年)から8年後ブリトン人にとってのイースターは移された。神の僕であるエルボディウス (Elbodius) が移した」と書かれている。

エルフォッドの没年は809年の事として記録されている。先述の『諸侯たちの年代記』では彼はグウィネッドの大司教になったと書かれている。ネンニウスは自らの著書『ブリトン人の歴史』の中で彼はエルフォッドのもとで習ったと書いており、師であるエルフォッドの事を最も神聖な司教であり、ベーダ・ヴェネラビリスの著作を研究していたと記述している。後年の資料では755年にエルフォッドがバンゴールの司教に任命されたとあるが、信用あるものとは考えられていない。

備考

  • John Edward Lloyd著、「 A history of Wales from the earliest times to the Edwardian conquest」(Longmans, Green & Co.)
  • Thomas Jones編纂、「Brut y Tywysogion: Peniarth MS. 20 version」 (Cardiff: ウェールズ大学出版、1952年刊)



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