インド準備銀行
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/12/13 23:44 UTC 版)
2008年の各種レート
政策レート。
- 政策金利 6.0パーセント
- レポ・レート 9.00パーセント
- RRP レート 6.00パーセント
リバース・レート。
- 現金比率 9.0パーセント(2008年8月20日発効)
- 法定流動性比率 25.0パーセント
貸出または預金利率。
- 最優遇貸出金利 12.75パーセント~13.25パーセント
- 銀行預金金利 3.5パーセント
- 預金金利 7.50パーセント~10.2パーセント
役割
インド準備銀行設置法では、紙幣(銀行券)の発行調整、金融・通貨安定化を確保するための予備金保有、国の通貨、金利政策を優先的に操作できる権限などを規定している。
インド準備銀行の主な役割としては、以下のものがあげられる。
- 通貨政策の実施状況をモニターし、年2回公示する。
- 信用政策の実施状況についても、年に2回発表する。4月は新たな政策イニシアティヴの発表であり、10月は4月の方針に関してチェックした内容を発表する。[2]
- 物価の安定化、生産部門への資金融資。
- インフレ抑止のため、最小準備制度に基づく通貨供給政策。
- 金融システムに対する検査。預貯金の保護、効率的でよりよい銀行業務サービスの提供。また以上の目的のため、銀行オンブズマン制度が設置された。
- インド外国為替管理法(1999年制定)に基づく為替管理の実施。
- マネーサプライの調整。貨幣の発券、交換、廃棄。
- 重要産業への投資。
- 「政府の銀行」として、インド連邦政府、各州政府に対する貿易銀行業務機能の実施。
- 「銀行の銀行」として、全銀行の預金口座維持。
- 国債の保管、交換。
脚注
注釈
- ^ 基本的な機能しか持たない代わりに口座保管料がかからず、最低預入額の制限もない口座
出典
- ^ Reserve Bank of India Report on the Cencus of India's Foregn Liabilities and Assets an on 30th June 1948 1950; Report on the Cencus of India's Foregn Liabilities and Assets an on 31st December 1953 Bombay 1955
- ^ Reserve Bank of India- Monetory and Credit Policies
- 1 インド準備銀行とは
- 2 インド準備銀行の概要
- 3 2008年の各種レート
- 4 関連項目
固有名詞の分類
- インド準備銀行のページへのリンク